大阪市内で幼児・小学生・大人のオイリュトミー、小学生のフォルメンを学んでいます。
先日お知らせしたこちらの勉強会に先立ち、松川先生にこの分野でおすすめの本を伺ったのですが、もう1冊は西川隆範 著のこちらでした。
『序 人生の見取り図を作るということ』 より
(シュタイナーの流れをくむ学者たちはバイオグラフィー研究、ライフ・チャート作成に取り組んでいる。)
心身を形成すべき前半生と精神性を発揮すべき後半生、周囲から教えを受け取る時期である前半生と自分を周囲に与える後半生というふうに、彼らは人生を大きく二分している。
(中略)
21歳までは成長期であり、周囲から学ぶ時期だ。21歳から42歳というのは社会で活動し、 経験を積む時期。そして42歳以後、ぼくたちは精神的な事業に着手する。63歳以降は自分に 課せられた仕事から解放されて、自由に生きることができるというのである。
私はちょうど42歳の分岐の歳です。
インプットからアウトプットへ、受け取る側から与える側へ転じたことを、仕事上でも育児を通してでも感じているところなので、とても興味深く読んでいます。
また、松川先生の師と聞いていたので、シュタイナーの翻訳本を買う時は西川隆範先生のものを選んでいたのですが、翻訳ではない、ご本人の語りを初めて読みました。とても読みやすく、分かりやすく、親しみやすくてびっくりです。
さて、皆さんは今、バイオグラフィー上でどの位置にあるのでしょうか。「今」と対になった年はいつでしょうか。その時にあったことと今との関連はあるでしょうか。
当日、勉強会に臨む前に、1度、今までの人生の大きな出来事や、影響を受けた人との出会いなどを思い返してみようと思います。
N.K