主人公にどっぷり感情移入して、物語を体験するから。
わたしの趣味は、読書だ。
それも、ファンタジー、児童文学、海外文学ばかりに偏る。
実用書も読むが、そっちはお勉強ね。趣味じゃあない。
わたしの本の楽しみ方、それは、
本の世界に入り込み、主人公と感情を重ね、物語を体験することだ。
物語を登場人物たちと一緒になって駆け巡る。
喜び、悲しみ、虚しさ、怒り、絶望、闘い、楽しさ。
感情のブレーキを外して、ただ、物語を体験する。夢中で読む。
読み終わったら、じんわりとした満足感、感情だけが残り、話の筋などはキレイさっぱり忘れている。ただ、作者名くらいは覚える。続けて他の作品も読みたくなるので。
わたしにとって、既出の本の批評とか、感想とか、紹介とかってのはお呼びじゃないのだ。
図書館や本屋に出向いて、
・タイトルにピンとくる
・装丁にピンとくる
・あらすじにグッとくる
偶然の出会いもまた楽しみのひとつ。
その基準は、自分の感性と本の相性。
しいて人に聞かれたら言えるのが、
『ああ、面白かったよ』
くらいなもの。
物語は、読む人ごとに楽しみ方があるのだ。
誰かの視線やアドバイスなんて放っておけ。
~わたしにとっての読書の価値~
読んで(体験して)面白いかそうでないか。
誰かに説明したりするのだけが趣味じゃないんだ。
趣味ってのは、こんな楽しみ方もアリなんだよ。
八百屋ではたらく食育ロックボーカリスト
ひじき石塚