読書の楽しみ方 なんで何も覚えていないの? | 八百屋ではたらくアーティストひじき

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絵画・写真・デザイン・表現・生きていて感じること

を綴ります

主人公にどっぷり感情移入して、物語を体験するから。

 

わたしの趣味は、読書だ。

それも、ファンタジー、児童文学、海外文学ばかりに偏る。

実用書も読むが、そっちはお勉強ね。趣味じゃあない。

 

 

わたしの本の楽しみ方、それは、

本の世界に入り込み、主人公と感情を重ね、物語を体験することだ。

 

物語を登場人物たちと一緒になって駆け巡る。
喜び、悲しみ、虚しさ、怒り、絶望、闘い、楽しさ。
感情のブレーキを外して、ただ、物語を体験する。夢中で読む。


読み終わったら、じんわりとした満足感、感情だけが残り、話の筋などはキレイさっぱり忘れている。ただ、作者名くらいは覚える。続けて他の作品も読みたくなるので。

 

 

わたしにとって、既出の本の批評とか、感想とか、紹介とかってのはお呼びじゃないのだ。

図書館や本屋に出向いて、

 

 ・タイトルにピンとくる

 ・装丁にピンとくる

 ・あらすじにグッとくる

 

偶然の出会いもまた楽しみのひとつ。

その基準は、自分の感性と本の相性。

 

しいて人に聞かれたら言えるのが、

『ああ、面白かったよ』

くらいなもの。

 

物語は、読む人ごとに楽しみ方があるのだ。

誰かの視線やアドバイスなんて放っておけ。

 


~わたしにとっての読書の価値~

読んで(体験して)面白いかそうでないか。

 

誰かに説明したりするのだけが趣味じゃないんだ。

趣味ってのは、こんな楽しみ方もアリなんだよ。

 

 

八百屋ではたらく食育ロックボーカリスト

ひじき石塚