新卒で入った2次下請け専門の似非IT企業でのお話です。シリーズでアップしています。
これからIT業界を目指す学生や転職してITの仕事をしたいと考えている人も多いと思いますが、二次下請け専門の会社は避けるのが賢明です。
下請けの契約は、1人1か月〇〇万円という契約のため、どんなに能力が高くても大きな売上を達成することはありません。
いわゆる人月商売という儲からないビジネススキームです。
新卒1年目でベテラン社員に交じって忙しい現場に放り込まれ、詳細設計書を元にプログラミングをする仕事を担当しました。もらった設計書を見ると、表紙だけは体裁が整っていましたが、中身は全く別のプログラムのものでした。もらった設計書が全部ほかのプログラム用の仕様書の表紙だけ書き換えたものだったのです。
そこで上司に相談したところ、「しゃーないのう。詳細設計も作りながらプログラムもやってくれやー」と言われました。
その表紙には部長、課長の確認印が押してあり、明らかに中身をチェックせずにハンコをポンポン突いたものと思われます。
もともとその詳細設計書を作った担当者は、すでに退職されたとのこと。
はっきり言って糞バ〇な会社です。この時に3年くらいしたら転職しようと決めました。
その後、予定通り25歳で大企業へ転職を果たしたのですが、この会社では糞みたいな思い出しかありません。同期入社の社員は3年間で半分以上辞めていきました。上手く抜け出せてよかったと今でも思います。はい。
以前、下記の記事でもアップした会社の話です。