新卒で入った2次下請け専門の似非IT企業でのお話です。シリーズでアップしています。
これからIT業界を目指す学生や転職してITの仕事をしたいと考えている人も多いと思いますが、二次下請け専門の会社は避けるのが賢明です。
下請けの契約は、1人1か月〇〇万円という契約のため、どんなに能力が高くても大きな売上を達成することはありません。
いわゆる人月商売という儲からないビジネススキームです。
私のいた会社では、仕事をくれる大手企業のお偉方が退職すると本部長とか取締役のポジションで再雇用していましたが、彼らが現役の間は、よく接待をしていました。鉄板ステーキとか高級和風料亭でのフルコースとかが多いです。お土産に商品券の冊子とタクシーチケットも渡します。百貨店のYシャツ仕立て無料券とかビール券とかも渡してました。
希望する人には、キャバクラや風俗店へもつれていきます。
こんな腐敗した仕組みが嫌で若くして退職しました。これが20数年前に私が見たIT業界の実態です。
今思えば、日本のITが海外に勝てなかったのも納得ですね。
若いうちに修行のために入社するのはいいかもしれませんが、自社のプロダクトやクラウドでの月額料金をもらえるようなサービスを手掛けているIT企業への転職をお勧めします。はい。
以前、下記の記事でもアップした会社の話です。