衰退したベンチャー企業の思い出 ワンマン経営の末路 | R35GTR乗りのオジサンのブログ

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無謀にも40代で転職に挑戦し、誤ってオカシナ会社のIT戦略部門長に。その後はフツウの会社のIT事業部に転職しました。管理職と技術者と若手教育とか企画から収益化までなんでもやっています。車、仕事、日常生活、いろいろ記事にしてきます。

30代前半頃に働いていた今は衰退したベンチャー企業でのお話です。シリーズでアップしています。

 

私が入社した当時は県内で名を馳せたベンチャー企業でしたが、退職して何年も経った2024年の現在では、ただの薄待遇の製造業といった感じです。

 

もともとアイデアマンだった創業者がヒット商品を出したり、新規サービスを立ち上げたりして業績を伸ばしていた会社で、私が入社したのは新規サービスの促進のためにEC事業に力を入れつつある時期でした。地元のテレビ局の取材や新聞社の取材も多く受けました。

その後は創業者が高齢のため現場から離れ、徐々にほかの役員たちに権限を委譲し、結果として創業者の取り巻き達のインチキ経営によって業績悪化となり、現在に至る状況です。

 

不勉強な経営陣による間違ったIT投資、エコヒイキ人事、ゴマすり社員の増加、優秀な人材の流出等々呆れ返るしかない状況でした。

 

私はちょうど、取り巻きの一人が社長になる少し前に脱出しました。

 

経営者が無能だと、業績に影響を及ぼすので、辞めて良かったなと今も思っています。はい。