指宿温泉でゆったり過ごした翌日は、指宿観光。薩摩半島の最南端、風光明媚な長崎鼻を目指すことにしました。
東シナ海と、開聞岳の絶景。自生するソテツの木々が南国ムードを出しています。
長い時間をかけて作られた、自然の造形美。パワースポットはあちこちにあるけど、この青い空と海に囲まれていると、強いパワーを浴びている気がします。
白い灯台は「恋する灯台」に選ばれているとか。
近くには龍宮神社。浦島太郎伝説のモデルとなった豊玉姫(乙姫様)を御祭神としています。
浦島太郎と乙姫様が結ばれたこの地ならではのご利益がありそうです。
無人駅です。指宿の市花の菜の花をイメージしたポストは現役で、幸せを届けると言われているそう。
ホームの横には幸せのベル(こういうの見ると、つい鳴らしてしまう)
ホームに上がると、開聞岳の美しい姿が見えました。
車に戻り出発しようとしていたところ、観光客の誰かがもうすぐ電車が来るよ、と。あわててホームに戻って、電車を撮影。
指宿枕崎線です。この電車に乗ったらたくさんの絶景に出会えそうですね。
次に向かったのは、長崎鼻のお土産屋さんで一押しされた、枚聞神社。
薩摩国の一宮神社、最も社格が高いとされている神社です。
創建708年、御祭神は天照大神。交通・航海の安全、漁業守護の神として崇められてきました。
雄大なる開聞岳を仰いで参拝するために北向きに建てられているそうです。
そして、神が宿る山とも言われる、開聞岳へ。
周辺にはいくつもの観光スポットがありますが、開門山麓自然公園を目指すことにしました。
亜熱帯植物が生い茂る園内には、天然記念物のトカラ馬が放牧されていて、南国の陽光を浴びてのんびり過ごしておられました。
今年は12頭の仔馬が産まれたとのこと!ママと一緒に草や土を食み食みしている姿が愛らしい。
トカラ馬は、その名の通り鹿児島県トカラ列島に故郷を持つ、小型の日本在来馬。性格は温順で極めて頑健だそうです。
大きくなれよ!
お天気も良く、10月なのに南国気分の指宿ドライブでした。指宿は1年を通して、気温が1℃未満になったり33℃を超えたりすることはめったにないそうです。いまの日本にあってはかなり快適な気候と言えるかもね。