宮島のカフェの、古代小麦のスイーツ | アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

12年半のアメリカ生活を終え、2021年3月、日本に本帰国しました。NYC、ヒューストン、サンノゼ、シアトルと転勤を繰返した夫とともに、全米を旅した日々はかけがえのない宝物。これから日本で始まる第2の人生とアメリカの思い出を綴っていきます。

広島の世界遺産・宮島は、いま観光客でいっぱい。特に外国人観光客がすごく増えて、意味不明の日本語Tシャツや短パンなどカジュアルな服装で、元気に歩き回っておられます。

 

島には新しいお店、特にカフェの数が増えました。

観光客であふれる表参道商店街から少し離れた、大願寺の近くに、かわいらしいカフェを発見。

「扉を押してください。犬がいます」

この看板を見て、入らずにはいられなかった!

そして扉を開けると、看板犬のレクちゃんが出迎えてくれましたよ。なでなでされても、おとなしい。かわいい。

 

お店の名前は、「タムカイマ」。古い日本の言葉で、「タ」は手のこと、「タムカイマ」は「手と手を合わせた間」を意味しているそうです。

収穫量の少ない最高級の古代小麦であるスペルト小麦と、ミネラルを多く含むきび砂糖を基本に、からだにやさしいお菓子をつくっておられます。

スペルト小麦は、地球で最も古い穀物のひとつで、BC7000年頃から栽培されているとのこと。良質のたんぱく質とアミノ酸を含み、吸収がよく胃腸に負担がかかりにくいそうです。

 

屋外の席で、いちばん人気のカヌレをいただきました。

えっ、カヌレってこんなに美味しかったっけ?カラメルがほどよい甘みと苦みでなんとも上品な味わい。小麦の旨味を感じられます。

他にも、フィナンシェ、チーズケーキ、スコーンなどあり、次回宮島に行くときにも、絶対立ち寄りたいカフェでした。手間暇かけてつくられるものは、本当に美しい。

 

オーナーさんのご家族は、宮島の奥地の自然の中で、犬や鶏と暮らし、木彫りやお菓子づくりをしておられるそうです。素敵な生き方ですね。うさぎのぬいぐるみ