アメリカの思い出:ビスケット&グレイビー | アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

12年半のアメリカ生活を終え、2021年3月、日本に本帰国しました。NYC、ヒューストン、サンノゼ、シアトルと転勤を繰返した夫とともに、全米を旅した日々はかけがえのない宝物。これから日本で始まる第2の人生とアメリカの思い出を綴っていきます。

アメリカ在住の頃、ときどき無性に食べたくなった料理が、ビスケット&グレイビー。アメリカ南部や中西部などで人気の朝ごはんです。

ビスケットはKFCでおなじみのやつ(の巨大バージョン)、小麦粉とバターとバターミルクが主材料で、ちょっと塩味。

グレイビーは、脂分の多いポークソーセージを小さくつぶしながら炒め、肉汁が出たところに小麦粉と牛乳を混ぜて煮詰めたソース。

グレイビーをたっぷりビスケットにかけて食べます。お世辞にも健康的とは言えない食べ物なんだけど、肌寒い秋や冬の日に、つい欲しくなったものです。

 

さらにそのビスケットにフライドチキンをサンドして、グレイビーソースをどばっとかけた料理も、アメリカ人は大好き。

カロリーも塩分も倍増。油と炭水化物という悪魔の組み合わせって、何で美味しいのでしょうね。

 

こちらはまた別のお店、シアトルのSerious Pie & Biscuitのフライドチキンサンド。タバスコと黒コショウがぴりっときいたグレイビーでした。

このお店にはビスケット料理がいっぱいあって、よく通ったものです。

 

BBQポークと目玉焼きをサンドしたビスケット。なかなか独創的。

こちらはベーコンと卵をサンド。朝食にぴったり。

ビスケットはチーズソースをからめて食べたり、甘党の人はジャムやフルーツと一緒に食べてももちろん美味しい。

 

ビスケット&グレイビー味のポテトチップスなんていうのもありました。

ちゃんとグレイビーソースの味がしました。

 

いま日本の食堂でビスケット&グレイビーを見つけてもオーダーしないけど、再びアメリカに行ったときホテル朝食のメニューにあったら、たぶん欲しくなると思う。

きっとアメリカの風土に合った郷土料理なのでしょう。