<お荷物のケアマネージャー>
介護保険サービスの中で、自宅で生活されている方が利用するサービスを「居宅サービス」といいますが、これには、デイサービスやショートステイのように、ご利用者がどこかへ行って受けるサービスや、ホームヘルプサービスのように自宅に来てもらうサービス、或いは、ベッドなどを借りるレンタルサービスがあります。
これらのサービスには、一般の商取引における営業マンが必ずついています。多くの利用者は、この営業マンの説明を聞いて、それぞれのサービスを自己負担額を確認して、利用するか否か?を誠に上手に判断しています。
こういう世間の常識がある中、ケアマネージャーって一体、何をするんですかね?
サービスを決めた後に、やれ「サービス担当者会議をやらなければならない」「プランが出来てきないのにサービスは開始できない」などと言って、ケアマネとその制度が利用者のお荷物になっている現状について、この制度の制度設計に携わった、元大阪市立大学教授の白澤政和はどのように感じているのだろう。