その日、わたしは
1冊の本をリュックにつめ
山へと車を走らせました。
「頂上で本を読むなんて」
そんな初めてのことに
心弾ませながら。
***
澄んだ空
花の香り
葉ずれの音
自然を感じながら
ゆっくり一歩ずつ前に。
そして
陽だまりの中、
大事に持ってきた本を
静かに、開きました。
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「さびしい夜に君を抱きしめる70の言葉」
PANさんの本を。
*
苦しみも、喜びも、
それでも一緒に生きてくれることが幸せ。
病も悲しみも越えてそばにいる。
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この本には
フレンチブルドッグのパンくんとの
出会いや病のこと
そして飼い主PANさんの
パンくんへよせる温かな思いが
たくさんつまっていました。
悲しくて切ない思い
共に乗り越え見えてきた
淡くてやさしい色の景色。
PANさんの瞳に映る
パンくんの健気で無邪気な姿が
とても愛おしくて。
涙があふれる箇所もあり
心がじんわりと
温かくなる本でした。
やさしさに包まれるような
そんな空気感
*
その帰り道
ふと
心に。
なぜ
ここに来たのだろう?
それは
何かを見つけたくて
(外に飛びだした)
なぜ
PANさんの本を持ってきたんだろう?
そこに
大切な何かがある気がしたから
*
読んでいて涙があふれたのは
わたしがそこに
「誰かから、かけて欲しかった言葉」を
見つけたから
心に触れたから。
わたしはやさしい言葉を
ずっと探していた
(かけて欲しかった)
そして
その誰かという相手は
自分自身だったと。
子供を抱きしめる大人でさえ
その肩を抱きしめて欲しいときがある
大丈夫だよって
言って欲しいときがある
大人だって
泣きたい夜があるのだもの
*
わたしは、
自分自身を
ただ、ぎゅっと
抱きしめてやりたかったのだと
思います。
PANさんの本の中で。
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読者の皆さま
いつもブログを読みに来てくださり
本当にありがとうございます。
私は、PANさんの綴るやさしい言葉と、
淡いトーンの写真が好きです。
今回、初書籍を出版され、
とても嬉しく、
本が届くことを心待ちにしておりました。
PANさんのパンくんによせる思いが
私の家族への思いと
リンクしたからこそ
とても心に響き渡ったのだと感じています。
PANさんや、この本に出会えたことに
心より感謝いたします。
*
本についてのことを
もう少し詳しくお知りになりたい方は
是非ともPANさんのブログを
のぞいてみてくださいね。
可愛いパンくんやお花の写真に
とても心癒やされます。
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ご興味がありましたら、
下記もご覧くださいね。
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育児に悩む方への記事
・家事・育児、辛くて悩んでいるあなたへ
・涙を流そう、家事・育児辛い時は我慢しないで
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リブログもありがとう。
心より感謝をこめて・・・tommyより