剥離状況がかなり酷いです。
スラリー層が取れていません。前回の洗浄不足が確認出来ます。
こちらは北面。
擦ってもスラリー層が付着しないという事は瓦自体は傷んでいません。前回の塗膜のみが剥離している+塗膜が極めて薄いので、密着不良若しくは浸透型下塗り材ではない+上塗りはエアレスで1度しか塗装されていないのではないかと思います。
特に南面の劣化が激しいので、3種ケレンで脆弱箇所の剥離を致しました。
南面
南面アップ
北面
東面
西面
剥離作業完了致しましたので、高圧洗浄。
撮影の為、ノズルを離しておりますが実際の施工はかなり近づけてゆっくりと洗浄致しました。ケレン作業では取れなかった薄い塗膜も取れるだけ取り除き、ようやく塗装着工へ向かいます。
モニエル瓦下塗り、水谷ペイント スラリー強化プライマーII
たっぷりと材料を塗ります。
屋根板金下塗り
板金はスーパーザウルスIIで対応致しました。下地との密着性が良く、重宝しています。
屋根板金上塗り1回目、関西ペイント コスモマイルドシリコンII
屋根板金上塗り2回目 コスモマイルドシリコンII
モニエル瓦中塗り、水谷ペイント 水系パワーフロン
モニエル瓦上塗り、水系パワーフロン(No.34ダンケルブラウン)
入念に下地処理を施工しましたので、無事、屋根完了致しました。
私は20年塗装業に携わっておりますが、今回は改めて沢山の物事を考えさせられる物件でした。
SNSで情報を得たり、調べられる術を尽くして現場に真摯に向き合っていますが、今回の現場で我々職人こそ知識が豊富じゃないと駄目という事。
お客様が我々を信用してお金を出してくれたおかげでご飯が食べられるんです。多様化した塗料で選定が難しくなっているにも関わらず、簡単に思いがちだった自身に鞭を打って頂けた今現場に感謝しています。
視野を広げると共に今後も精進し引き続き工事を進めて参ります。

















