地方公立高校から医学部受験の大変さについて思う②理科編 | higuchinoraのブログ

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こんにちは。

NORAです。

 

子どもは東京の私立医学部へ地方公立高校から現役合格し、通っています。

国公立前期日程ご縁がありませんでしたが、後期日程は合格をいただいています。熟慮の末私立に通うことにしました。

 

子どもは保育園児のころから医師になることを目指していました。愛知県は私立東海高校(男子校)は有名ですが、あとは公立の学校が上位校となりうちも公立を選択し進学しました。

 

今日は地方公立高校で、医学部を受験しようとしたときに一番大変だな、と思ったことの一つについて書こうと思います。

 

それは学校で化学の授業が終わるのが12月ぐらいになってしまう、ということです。化学が間に合わない‥。

(数学については学校もマッハで授業を進めてくれたので数Ⅲは夏休み前におえています)

 

上の子どもが同じ学校に行っていたのですが卒業の年が共通テスト1年目でした。有機化学が非常にむづかしい年でした。多くの同級生がこの有機化学でうまく点数が取れずに苦しんでいたことを知っていました。

 

医学部受験は浪人生との戦い、中高一貫校の生徒たちとの戦いにもなる。

 

つまり有機化学で失点はできないということです。

 

有機化学は覚えるのに非常に時間がかかるか場所です。私自身浪人し自宅でZ会の教材のみで宅浪し、翌年センターで化学は高得点をとることができました。

 

自分の経験から言っても有機化学は浪人生にとって最も有利な科目ではないか、と私は個人的に思います。時間さえあれば何とかなる。

 

高2から高3になる春休みがもう終わろうとしたとき、子どもが河合塾から東進衛星予備校に移りたいといいました。

 

理由は

 

河合塾は学校から近いけど家から反対方向なので土曜日とか日曜日に自習室を使うとなると約1時間かけていかなくてはならないことになる。準備など合わせるとそれ以上時間を費やすことになる。一方東進衛星予備校なら家から電車で5分足らずで行けるので準備から到着まで30分あれば十分である点。

 

学校への通学でさえ体力と時間を使うのに、土日に貴重な勉強時間を割かれたくなかったのです。

 

東進衛星予備校は授業がオンラインで好きな時に、家でも見ることができるし先取ができる。

 

大体赤本は夏休みあたりから解き始めたいということでしたので(これについてはまた別のブログで書く予定です。)夏休み前には有機化学の最後まで終わらせて軽くでいいので演習は済ませたいところです。自分で教科書で自主学習するのは膨大な時間と労力がかかります。東進衛星予備校のオンライン授業は東京と同じ質の勉強が愛知でも、そして自宅でも受けられるというのがメリットではないでしょうか。

 

塾についてはその子の考え方と性格で合う塾は人それぞれですのでうちの場合は東進があったということにすぎません。

 

そこで新学期に入る前でしたので子どもがそのように決めた日に早速河合塾に退会の連絡を入れ、東進衛星予備校に入塾の希望を伝えました。

 

①のブログでもお伝えした通り自習室メインで化学の授業だけを取りたかったので1科目分の学費を支払い入塾しました。

 

子どもは特待生として入塾できたため無料でもう1科目が取れるのと、同じ系列の予備校が学校近くにあるのでそこの自習室も使えるという特典がありました。(ほかにも名古屋校で行われる林修先生など有名講師の生授業も1度だったかな?受けられる特典もありましたが使いませんでした。)

 

そこで物理と理科をとることにしました。

おかげですごい勢いで化学と物理を終えまして夏休みから赤本に取り組み始めることができました。

 

もちろん有機化学ですがさらっと一通りやっただけなので有機化学の過去問に取り組むのはずっと後からですが、物理も化学も一通り早めに終わらせることができるというのは何にも代えがたい安心を得ることができたようです。