法面を草刈りするときは、
編み上げの作業用ブーツをはいてしていました。
長靴だと、
斜面下側の足の外足首が痛くてたまらなくなるので、
足首がいくらかでもホールドされる方がいいかと思い、そうしてました。
が、
アッパーは合成皮革ですが、
肝心なところが布製なので、
足首周辺は柔らかくて、全然負担が減らないのでした。
法面を刈る時は、
下の足にほとんどの自重がかかります。
その足の裏は、斜面に対しフラットになろうとしますから、当然足首が曲がります。
これが痛みの原因。
登山靴みたいに、スキーブーツみたいに、
足首ががっつり固定されて、
靴裏の内側をスキーのエッジのように効かせられたら、どんなに楽なんだろう…。
そんな思いから、たどり着いたのが、これ。
壮快堂の山彦。
足の裏のスパイクのおかげでグリップが良く、
法面作業も楽々、みたいなレビューが多かったので、
これならいけるかな、と思い購入。
履いてみた結果、
…うーん。
確かに斜面を登る時は、びっくりするくらい良かったです。
足の裏のグリップがしっかり効き、
まるで若返ったかのように、グイグイと登れます。
サイズは、普段ばきの25.5。かかとから指股まではジャストサイズ。
でも、3箇所あるベルクロ締めは、緩めの設定。
編み上げブーツのようなフィット感にはいまひとつ。
そして、
1番の期待だった斜面下側の足の内側エッジを効かせることは…
全然ダメでした…。
まあ、今年は本格的に山に手を入れて、
整理しようと思っているので、
きっとそこでは大活躍してくれるはず。
ボクの悩み解消は、
農業用具ではなく、
林業の方に答えがあるのかも?