ついにこの日が…
まともに挨拶したら泣きそうになるので、
息子が送辞を読んだ時のネタをパクり、
「短く話します」と言いながら巻物をバラリと…。
ウケたウケた。
でも、息子と違い、
アタスはその巻物いっぱいに、
お別れの言葉の原稿を筆ペンでしたためだのです。
が、他の先生たちのお話で、涙腺がヤバくなって…。
かろうじて、乗り切った。
地域への挨拶回りから、帰ってきたら、
何やら玄関に人だかりが…
近づいてみたら、中学生がたまってる。
みんなこっちに手を振ってくれてる。
なんと、教え子たちが、待っててくれたのでした。
卒業させた中2と、小学3年の時に担任した今の中1。
これには、やられた…。
涙腺決壊…。
メッセージカードが、もう…。
「めっちゃ怒られたけど、今になって分かる。」
とか、
「あの時教えてもらったことが、今の自分たちの力になってるって感じる」とか…。
本気で伝えてきたことが、ちゃんと伝わっていたことへの安堵と、
そのことをきちんと受け止めてくれた、また、受け止めたことを感じるまでに成長してくれた彼らへの感謝と、
うれしいって、こういうことだよなぁ。
1人の人って、とても小さいことは分かってる。つもり。
でも、
そんなちっぽけな自分にも、
こんな風に、誰かの力になれてること、なれたこと、
そのことが、
とてつもなく、うれしい。
教師は感謝されることが多い。
でも、ホントは、
アタスは感謝することの方が、ずっと多い。
ありがとう。
これで、次の場所に行けるよ。
胸を張って行けるよ。