アルマジロ・アマリリス旅団 -17ページ目

お伊勢参り 伊勢神宮 内宮編

「おかげ横丁」 を抜けて、「伊勢神宮 内宮」 へと向かう。

まだ新しいが、木造の町並みが雰囲気を出している。

でも街1つ作ってしまう「赤福」 って、

いくら「伊勢神宮」のおかげだからと言っても、恐るべしである。



祭りのような賑わいの横丁を歩いていく。

途中、すれ違った通行人がこう言っていた。


「おい、万札、乱れ飛びだなぁ!」


何を見てそう思ったのか分からないが、

この言葉を、妻はえらく気に入ったらしく、笑いが止まらない。



そうこうしてる内に、「伊勢神宮 内宮」 に到着。

「おかげ横丁」 の隣だからか、「外宮」 に比べると人も随分多い。

鳥居をくぐって、橋を渡って奥へと進む。



 鳥居 本殿



「御正殿」 に向かう途中、1ヵ所、人集りのある所があった。

よく見ると、ジイさんとバアさんばっかり。

ここは「神楽殿」 と言う場所らしい。


何が行われるのかと、しばらく待っていたら、

正面の扉が開かれた途端に、

ジイさんとバアさんが我先にと、中に駆け込んで行った。

ここでは何か、恐ろしいエネルギーが発生しているらしい。

ジジイとババアの動きが、速過ぎる。


結局、何が行われているのか分からなかったが、

多分、「お祓い」か何かだろうな。

この風景を小泉首相に、一度見せてやりたいものだ。

このお年寄り達の、我先にと神にすがっていく姿を。



そして広い参道を更に進み、一番奥の「御正殿」 に到着。

「お祓い」があるからなのか、意外と人が少ない気がする。

妻と2人、お賽銭を入れて祈る。


祈りも終わって帰ろうとしたところ、

すれ違いで来た紳士が、おもむろに1万円札を賽銭箱に入れて祈りだした。


「おぉ、万札乱れ飛びだな!」


すかさず妻に耳打ちをしたら、妻の笑いが止まらない。

しかも声が大き過ぎる。

恥ずかしくなってきたので、そそくさとその場を後にする。

気に入ってるのは分かってるけど、声のボリュームを考えてくれないと。

場所が、場所だし。


しかし、あの紳士は1万円も入れて何を祈るのか。

それとも、何かの御利益のお礼なのか。



再び来た道を戻って、「おかげ横丁」 に向かう。

目的は「赤福」 を食べること。

妻が言うには、「本店の赤福は、一味違う」らしい。

試しに、店に入って食べてみる。



 赤福本店



食べてみた感想は、


「駅の売店とかで買うのとそう変わらんな」


しかし、妻は引き下がらず、


「出来立てだから、軟らかくておいしい・・・と思う」


まぁ、うまいからどっちでもいいんだけどね。



で、食べているときに、1つ疑問が浮かんできた。

福井の実家に住んでるとき、

お隣の石川県「加賀福」っていうのがあったんだけど、

この伊勢「赤福」と、どう違うんだ?

それで、調べてみました・・・。



 赤福餅 加賀福餅



「加賀福」は、「赤福」インスパイアされて出来た

「赤福」の形は、五十鈴川をイメージしたもの

・ 中の餅は「加賀福」のほうが、ややコシがある

・ 餡の甘さは「赤福」のほうがあっさりしていて、しつこくない


その他に分かったこととして、


伊勢には「赤福」以外にも、「於福餅」というのがある

加賀には「加賀福」以外にも、「加賀招福餅」というのがある

・ もっと福餅について知りたい方は、こちら をどうぞ


「加賀招福餅」なんかに至っては、

「赤福」インスパイアした「加賀福」を、更にインスパイアしたことになる。

「赤福」から見れば孫的存在だな。



話は戻って、

「赤福」を食べ終え、今夜の宿となる鳥羽へと向かう。
先ずはバス停に向かい時刻表を見るが、下についてる路線図が分かりにくい。

2人でジーッと見て、解読していると、


「どこまで行くん?」


反対側の歩道を、自転車で走っていたオジサンが、

わざわざこっちに来て、声をかけてくれた。


「はぁ、五十鈴川駅か宇治山田駅に・・・」


「ほな、次のバスに乗っていき、36分のヤツや」


「はぁ・・・ありがとうございます・・・」


オジサンが自転車で颯爽と立ち去った後、

更に時刻表を解読していると、


「どこまでいくの?」


今度はオバチャンが声をかけてきた。

オバチャンも、どうやらバスに乗るらしい。

 

「はぁ、五十鈴川駅か宇治山田駅に・・・」


「多分行くと思うけど、バス来たら運転手さんに聞いてあげるわ」


「はぁ、ありがとうございます」



伊勢の人は、本当に親切だ。

これも「お伊勢さん」のおかげかな。

そしてバスは無事、宇治山田駅へと向かうことになる。

お伊勢参り おかげ横丁編

「おかげ横丁」 に到着。

名前は聞いたことがあったが、来るのは初めて。

それで来てから分かったことだが、私はここをずっと、


「オカメ横丁」


だと思っていた。

聞きかじりってのは、ホント怖いね。

妻には笑われるし・・・。



「おかげ横丁」 は、昼飯時だからなのか、平日だというのに結構な賑わいである。

店がたくさんあって迷ったが、「すし久」 に入ることにする。



 おかげ横丁 すし久



10分ほど待たされたが、団体客が出て行くと店の中はガラガラ。

ようやく席に案内される。


席はたくさん開いていたが、

なぜか別の客と同じテーブルに案内される。

「お茶は仲間で使って下さい」、と言われても、

素性の知らない人と、そう簡単に仲間にはなれない。


隣のカップルも自分らと同じような年頃で、

おまけにうちと同じで、奥さんは妊婦らしい。


こっちは「伊勢地鶏膳」「エビフライ膳」「地ビール」を注文する。

隣は「てこね寿司」を注文している模様。

しばし待つ。



「伊勢地鶏膳」の地鶏が少なすぎるような気がしたが、味は概ね満足の域。

「エビフライ膳」のエビもプリプリしていて、うまフィス。
で、隣を見てみると、妊婦さんが「てこね寿司」をガンガン食べている。

「てこね寿司」も美味いんだなぁと思って、よく見ていると、

「てこね寿司」って、赤身のサカナの漬けを使ってるんだね。


妊婦にマグロはまずいから 注意しようと思ったけど、

注意しなくてよかった。

調べたら、カツオ。

また、恥をかくところだった。


でも、あの妊婦ならマグロでも食べかねないと思う。

結構、恰幅がよかったからなぁ。



腹が膨れてしまった。

食後に「赤福本店」 で、赤福を食べようと思っていたが無理。

そこで腹ごなしに、先に「伊勢神宮 内宮」 へ行こうと思う。

お伊勢参り 伊勢神宮 外宮編

今日は伊勢に向かう。

しかし、昨日せっかく時刻表を調べたのに、乗る予定の電車には乗り遅れた。

おまけに、プリントアウトした時刻表まで忘れた。

ついでに、今日は「可燃ゴミの日」だというのに、ゴミを出してくるのを忘れた。

出だしから、つまづいた感がある。



気を取り直して、先ずは名古屋駅から近鉄列車に乗って、伊勢市駅を目指す。

昨日調べたところ、「伊勢・鳥羽 2dayフリーきっぷ」 がお徳らしいので、

近鉄の窓口で、その切符を買う。


大人1人3820円、2人で7640円。


名古屋駅から伊勢市駅までの近鉄列車の往復乗車券に、

伊勢市から鳥羽市までの区間の近鉄電車・三重交通 乗り放題が付いている。

更に伊勢鳥羽の観光施設の割引券付き。

至れり尽くせりのサービスだ。



改札をくぐり、予定より1本遅れの急行列車でとりあえず松坂駅まで行く。

予定の列車だと乗り換えなしで、伊勢市駅まで行けたのだが、今となっては致し方ない。

名古屋発のこの列車は結構に混んでいて、立ちのお客さんもいる。

そして、しばらく乗っていてあることに気づいた。



自分 「この急行、遅くない?」


妻   「うん、友達も言ってたけど、名鉄とか近鉄って遅いらしいよ」


自分 「何か、JRの普通列車と同じくらいの速さだよなぁ」


妻   「うん、そう考えるとJRは速いよね」


自分 「でも、JRの速さって、命懸けの速さだからなぁ・・・」


妻   「うん、遅くても、安全のほうがいいね・・・」


自分 「う、うん・・・」



そうこうしてる内に、松坂駅に到着。

ここで乗り換えて伊勢市駅に向かう。

ここまで来ると、列車の中はガラガラ。



 寝婆



こんな感じで寝てる、おばあさんがいたりする。

最初、あごひげの立派なおじいさんかと思っていたのだが、

よく見ると、ただの髪の長いおばあさんだった・・・。


よっぽど疲れているのだろう。

見ているこっちが心配するほど、眠っていた・・・。


ようやく伊勢市駅に到着。

歩いて「伊勢神宮 外宮」 に向かう。

歩いて10分くらいか。



 外宮 看板 風の宮



「外宮」 だからか、はたまた平日だからか。

意外に人が少ない。

でもまぁ その分、雰囲気を味わえるというものだが・・・。


妻が何を祈ったかは分からないが、

「家内安全」「安産祈願」をお祈りして「外宮」 を後にする。



時刻は丁度、昼飯時。

お腹も減ってきたので、「おかげ横丁」 を目指すことにする。

バスはもちろん三重交通、フリーきっぷ で。

お伊勢参り 経緯編

夕方、妻から突然電話があった。

まだ仕事中のはずなのに・・・。



私 「どうしたの?何かあったの?」


妻 「うん、あのさぁ、明日母親教室に行こうと思って休み取ってたんだけど、

   母親教室の予約するの、忘れちゃった」


私 「じゃあ、4連休だね」


妻 「うん、で考えたんだけど明日、伊勢に行かない? 前から行きたがってたやん?」


私 「う、うん。でも、明日?いきなりだなぁ・・・」


妻 「さっき、前に行ったことのある「かめや」 を調べたら、明日は空室あったよ。

   平日だと、料金も安いしね!」


私 「じゃあ、予約取れたら行こうか・・・」


妻 「料理プランで値段変わるけど、どれにする?」


私 「ちょっと待って、俺もホームページ見てみるから・・・」



「かめや」 のホームページを見てみる。

客室14室は皆、同じような感じの和風で、

料金は、料理のグレードによって違うらしい。



私 「じゃあ、『三重四大味覚膳』にしよっか・・・」


妻 「OK!じゃあ電話で予約するね!」



急に、伊勢に行くことが決まった。

早速、「」と「」の準備をしなければ。

先ずは時刻表から調べよう。

それにしても、いきなりだなぁ・・・。

美宝堂

名古屋のローカルCMの王様と言えば、

間違いなく、「美宝堂」CMであろう。

「社長とその孫が出てる、見ていて痛々しい」CMである。


大学時代に見たときは、孫はまだ5、6歳だったと思うが、

10年振りになるだろうか、またこちらで暮らすようになって、

久し振りにそのCMを見たときには、一見して誰だか分からなくなっていた。

しかしよく観察してみると、微かだが面影がある。


しかも大学時代に見たときは、社長とその孫だけのCMだったが、

最近では、その中間の親父までもが出ている。



大学時代は


「小生意気なガキを、CMに出しやがって」とか思っていたものだが、


久し振りに見たときには、


「おぉ、まだやっとんたんか、このCM。何や、大きなったなぁ」と、


ちょっと感動すら覚えたものである。

しかし最近は、また見慣れてきたせいか、


「相変わらず、お金が掛かってないCMやなぁ」とか、


「やっぱりこの孫、何かムカつくわぁ」とか、


「絶対、美宝堂では時計は買わん!」とか、


このCMを見る度に、自然と文句が出てくる。

このCMは、流せば流すほど逆に売れなくなるんじゃないか。

逆に、心配させるほどの出来映えである。

恐らく名古屋で、このCMが好きという人はまずいない。


もし街であの孫に出合ったら、石でもぶつけてやりたい。

何故か、そんなことを思わせるCMである。