ミステリー・トリック売買所
ＥＰ.１～ボトル・キープ～
作品紹介
新宿区歌舞伎町に店を構えるクラブが、経営状態の悪化を理由に閉店することになった。内勤として勤めていた僕は、オーナーから解雇を告げられてしまう。
しばらくは歌舞伎町へ来ることもないと思い、観光地としても有名なゴールデン街を探索していると、『ミステリー・トリック売買所』という看板が目に留まった。ミステリー小説が好きな僕は、その言葉に惹かれて店のドアを開けた。
相川と名のる女性がデスクワークをしており、そこは看板どおり、ミステリーの〈トリック〉を売買するオフィスだった。僕はせっかく来たのだからという理由で、クラブの内勤時代に思いついた〈トリック〉を披露した。
アルバイトを募集しているらしく、僕はクラブを辞めたその日に、次の就職先が決まった。古今東西のミステリーに精通する相川さんの過去も明らかとなり、僕は日々のデスクワークに邁進していった。
連作短編集の形式となる本作品。ゴールデン街にオフィスを構える『ミステリー・トリック売買所』を舞台として、四つの謎解きが繰り広げられる。
こんな感じですね。
ただ今、配信手続きの真っ最中なので、今しばらくお待ちくださいませ。