仮面ライダーヴァルバラド
憎しみも絶望も乗り越え、自らの力・黒い炎を物にしたスパナが、マッハウィールとダイオーニのライドケミーカードを組み合わせることで変身する。
かつての両親の言葉や師匠の思いを知り、怒りや憎しみの醜い黒い炎の力を正義の赤き炎へと変えたのです。
大きく成長したスパナの新しい戦闘形態ですね。
案の定、強化戦士から仮面ライダーへと昇格しましたよね。
公式では基本形態に明確な呼称はありません。
ガッチャードになぞらえると、さしずめ「マッハダイオー」でしょうか。
頭部の左右非対称のデザインは変わらず。
オッドアイの複眼が追加され、その奥にはヴァルバラド時代の瞳が潜んでいます。
赤紫のボルトを締めるようにレンチを模した角は大型化し、反対側からは炎が噴き出しているような造形ですよね。
武器を構えて歩く様は、悪魔を地獄に叩き落とすべく、炎を纏い金棒を携える鬼そのもの。
胸部にはブースターが備え付けられており、車の焼けが付いたマフラーが伸びている。
同様のマフラーは肩部や腕部にもあり、そこから紫色の炎が噴き出した造形となっています。
鬼と改造車を組み合わせた姿は、一言で表すなら「最新型ヴァルバラド」でしょうか。
下半身は膨らみのある作業服のようなデザインから、黒いスーツへと変わりスリムに変化。
全身にあった汚れや錆が少なくなっているのがわかります。