仮面ライダーケルベロス
これはなんだ?と思われた方は正解です。
こちらはヒーローショーに登場した仮面ライダーなので、公式というわけではなく、非公認、あるいは黙認といったところですかね。
「仮面ライダー龍騎」の世界に存在するようですが、資料がほとんどないのですよ。
本体はミラーワールドを創造した神崎四郎の研究員の一人。
彼は士郎のライダーになるという招待を拒否し、代わりに彼自身のライダーシステムを開発し、自分自身がケルベロスとなりました。
契約モンスターはメガゼールで、レイヨウの特性を備え、体は金色で長い2本の角を持つ。
また、ハサミ状の刃を備えた刀を武器にしている。
すさまじい速度で動くことができ、仮面ライダーの変身者たちが感知できない距離から、一気に獲物に接近して襲う。
テレビ本編では学校の教諭などの人間を襲い、その後、2体のミラーモンスターとともに児童を襲おうと画策するが、ナイトと龍騎の活躍により倒されてしまう。
さて、本作における最大の特徴は、鏡の世界、ミラーワールドを舞台に、多数の仮面ライダーが登場し戦い合う内容。
「仮面ライダー」達のほとんどは、エゴイズムを満たすためだけにその力を用いるのです。
中には悪徳刑事・連続殺人犯といったヒーローとは程遠い、むしろ「悪役・怪人」に近いような人間も存在する。
分かりやすく言ってしまえば、仮面ライダー版バトルロワイアルですか。
制作陣によると、2001年に起きた9.11に触発され、「混沌且つ複雑な価値観の中から落とし所を付ける」という方針の元に、作風が決まったとのこと。