仮面ライダーG マスクオフ
Gが何者かについては、以前、紹介しているので、そちらを参照してください。
吾郎が、敵組織によって拉致され、無理やり改造手術を施されて誕生した番外戦士ライダー。
何気に平成ライダーシリーズにおいて、長らく登場していなかった“改造人間”という設定の主役ライダーです。
ただのパロディ作品ではなくて、公式に『仮面ライダーシリーズ』の作品として製作された本作です。
ところが、以降の平成ライダー及び仮面ライダー関連の書籍などで、Gが触れられる機会は殆どなかった。
デアゴスティーニ発行の「週刊仮面ライダーオフィシャルパーフェクトファイル」では、あの『しん王』ですら紹介されてたのに、何故か全く触れられなかった。
ジャニーズ事務所は、所属タレントの肖像権にかなり厳しいことで有名なので、その辺の問題も大きいようです。
以降も、オールライダー映画やゲームにおいて、Gが出演するという事は、平成時代の間一切無かった。
「Gを他作品に出さない事を条件にした企画だったのでは」「そもそも公式作品扱いになっておらず扱えないのでは」等の噂があったようです。
もちろん、明確なソースはなく、理由は不明でした。
権利に関しては、東映が完全に所有しているために問題ありません。
しかし、プロデュサー曰く「番組内のコーナー」である事が問題だと、言葉を濁しているのですね。
そんなこんなで不遇だったGが、2019年に『劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer』にて、10年以上ぶりに公式の映像作品に登場。
稲垣吾郎本人の出演こそないものの、久々の映像出演だけではなく、劇場版への初デビューにもなった。