12、13、14、15、16、17冊目 | 聖 神吾 hijiri-shingoのブログ

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ミステリー作家です。
本来であれば、作家活動の記事をアップするところなのですが、そう毎日毎日ネタもなくて……。
半分、趣味の内容になっています。

 

『Good old boys』/本多孝好

 

『片思い想いレシピ』/樋口有介

 

『ニッポン樫鳥の謎』/エラリー・クイーン

 

『三たびの海峡』/帚木蓬生

 

『パレードの誤算』/柚月裕子

 

『七瀬ふたたび』/筒井康隆

 

 

古典シリーズとして、『ニッポン樫鳥の謎』/エラリー・クイーンを紹介しましょう。

 

1937年に刊行されたのですが、原題は『THE DOOR BETWEEN』。

 

事件に日本の文化・人物がからんでいるので、「単行本化の前年に、雑誌に掲載された際は『日本扇の謎』(The Japanese Fan Mystery )と題されていたらしいのです。

 

ところが、戦局の進展に伴う対日感情の問題がからんでいるらしく、「Japanese」の言葉は排除されて、原題になったそうです。

 

あくまでも日本では、事実と仮定して、「国名シリーズ」最後の作品としています。