仮面ライダーリバイ&バイス
カンガルーゲノムリミックス
果たして、これをリミックス変身と呼んでいいものかどうかです。
というのも、バイスがリバイの育児嚢の中に入っただけの姿で、2人とも見た目の変化はありません。
リバイスプテラやリバイスジャッカルにしても、乗り物化したバイスにリバイが乗っかっただけでしたよね。
それと似たような感じですね。
カンガルーの育児嚢に収納されることを想定して、バイスの方は赤ん坊化したのでしょう。
リバイスプテラやリバイスジャッカルの場合は、機動力を生かした攻撃ができました。
がしかし、このリバイスカンガルーは、収納されたバイス側は何もできませんよね。
実質、リバイの孤軍奮闘を要求される、かなり限定的なフォームです。
仮面ライダーリバイスとしては、弱体化するフォームって……。
本作はホームドラマ以外にも、「社会風刺」を扱うドラマとして見れば、実は敵味方問わず重い描写が散見される作品なのです。
ヒーローサイドでは親ガチャに加え、主人公の家業の銭湯が、物語序盤で『都市開発』の名目で、行政から幾度も潰されそうになっています。
現在は、「フェニックス公認」のお墨付きにより免れてはいる。
敵が消失、またフェニックスが解体されれば、再び狙われるのは想像に難くない。
最終回を迎えて、敵も消滅したし、フェニックスも解体されたので、もしかすると廃業になったりして……。