『ぼぎわんが、来る』/澤村伊智
『クイーン検察局』/エラリー・クイーン
『教団X』/中村文則
『十字屋敷のピエロ』/東野圭吾
『神様からひと言』/荻原 浩
『毒入りチョコレート事件』/アントニイ・バークリー
古典シリーズとして、『毒入りチョコレート事件』/アントニイ・バークリーを紹介してみたいと思います。
内容
ロジャー・シェリンガムが創設した「犯罪研究会」の面面は、迷宮入り寸前の難事件に挑むことになった。
被害者は、毒がしこまれた、新製品という触れ込みのチョコレートを試食した夫妻。
夫は一命を取り留めたが、夫人は死亡する。
だが、チョコレートは夫妻ではなく他人へ送られたものだった。
犯罪研究会の6名は一週間かけて各個独自の捜査を行い、翌週毎日一人ずつ推理を発表することになった。
提出された推理は7件で、警察と合わせると、一つの事件に対して8件の推理がもたらされることになった。
事件の真相や如何に?
複数探偵による多重解決という趣向は以前よりありましたが、バークリーはそれを徹底したのですね。