7、8、9、10、11、12冊目 | 聖 神吾 hijiri-shingoのブログ

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ミステリー作家です。
本来であれば、作家活動の記事をアップするところなのですが、そう毎日毎日ネタもなくて……。
半分、趣味の内容になっています。

 

『ぼぎわんが、来る』/澤村伊智

 

『クイーン検察局』/エラリー・クイーン

 

『教団X』/中村文則

 

『十字屋敷のピエロ』/東野圭吾

 

『神様からひと言』/荻原 浩

 

『毒入りチョコレート事件』/アントニイ・バークリー

 

 

古典シリーズとして、『毒入りチョコレート事件』/アントニイ・バークリーを紹介してみたいと思います。

 

内容

ロジャー・シェリンガムが創設した「犯罪研究会」の面面は、迷宮入り寸前の難事件に挑むことになった。

被害者は、毒がしこまれた、新製品という触れ込みのチョコレートを試食した夫妻。

夫は一命を取り留めたが、夫人は死亡する。

だが、チョコレートは夫妻ではなく他人へ送られたものだった。

犯罪研究会の6名は一週間かけて各個独自の捜査を行い、翌週毎日一人ずつ推理を発表することになった。

提出された推理は7件で、警察と合わせると、一つの事件に対して8件の推理がもたらされることになった。

事件の真相や如何に?

 

複数探偵による多重解決という趣向は以前よりありましたが、バークリーはそれを徹底したのですね。