エボルト 怪人態
エボルティグラスパー装着
両腕に生物の顔のような、巨大な手甲「エボルティグラスパー」を実体化させ、さらなる強化したエボルトの姿。
単に武器の装着をしただけ、と解釈できなくもないのですが、強化しているということなので紹介してみたいと思います。
ワープ能力で宇宙のどこかにある、別の惑星に瞬間移動し、丸ごと吸い込んで星一つを容易く滅ぼした。
この際、この惑星の住人と思われるヒト型の生物は、突然現れた彼らに驚いていたが、何が起きたのか理解すらできないまま一緒に吸い込まれてしまった。
一言で言えば、紅いコブラを思わせるエイリアンといった風貌で、顔には複数の眼のような器官があります。
それまでの仮面ライダーエボルとしての姿に比べ、地球外生命体らしいグロテスクさを感じさせますよね。
腰にはエボルドライバーが装備されたままで、怪人がライダーのベルトを巻いていることで、その異質さが際立っています。
惑星のエネルギーを吸収することで、新たな能力の獲得・自己進化を実行し、自身を更に強化させていくという驚異の能力を持つ。
とんでもない強さのラスボスですよね。
本気でやろうと思えば、地球なんて一瞬で滅ぼすことができるはず。
それにもかかわらず、本気を出さないで、「ゲームメーカー」を気取って、回りくどく残酷な謀略で他者を翻弄する立ち回りを好んだのは、その気質でしょうか。
総じて彼は、愚かさを煽って人間を操り、最後は半ば自滅する形で相手が絶望しながら潰れていくのを観て楽しむ、愉快犯の側面が強い。
強烈なキャラクターでしたよね。