仮面ライダーエビル バットゲノム
その特徴的な頭部と顔面のせいで、シャチと見間違えられそうですが、吸血で有名な「コウモリ」をモチーフとした基本形態です。
所々にジッパーのようなモールドと、ペンキで縁取られたかのような模様がありますよね。
同様に、ペンキをぶちまけたような形の両目が特徴でしょうか。
それと相俟って、「路地裏の落書き」や「ストリートギャング」のようなアンダーグラウンドな印象の強いデザインです。
一見しただけでは、あまりコウモリモチーフがわかりませんよね。
頭部には一本角があるが、よく見ると折り目のようなものも見え、「翼を折りたたみ、逆さにつり下がっているコウモリ」を模していることが分かる。
上半身装甲は、シンボルマークと共に刻まれた固有能力により、変身者をコウモリの戦士とするそうな。
高い静穏性と飛行能力を得たことで、隠密行動を得意とする闇のヒットマンとなる。
そして変身者の持つマイナスエネルギーを増幅し、それを力に変えるシステムが内蔵されていて、強力な戦闘力を生み出す。
本体の凶暴さに裏打ちされた、相手を一方的に叩きのめすようなファイトスタイルが持ち味でしょうか。
リバイスは「宿主と実体化した悪魔が、コンビの仮面ライダーとして共闘する」スタイルですよね。
それに対しエビルは、「宿主の肉体を乗っ取った悪魔が、単体の仮面ライダーとして戦う」スタイル。
作中世界における仮面ライダーの定義に当てはまっているものの、リバイスとは対照的なコンセプトとなっています。