ビカリア・マギア
自我に目覚めたヒューマギアが、ビカリアゼツメライズキーをベルトに装填して、変貌を遂げた姿。
見た目こそ怪人ですが、ベルトに変身アイテムを差し込んで、通常の人間体から姿を変えるところは、仮面ライダーそのものですよね。
巨大な巻貝が頭部と両腕に張り付いたような容姿を持っており、胸部に赤く伸びた目の様な突起がある。
が、これは目ではなくて、貝殻の下部分に大きめな六角形の複眼が、これに相当します。
頭部と両腕部に装備した強固なドリルを使った戦闘を得意とする。
このドリルで地面を掘り進み、地中を移動することも可能。
モデルとなった「ビカリア」は、新生代第三紀の始新世から中新世にかけてに生息していた巻貝の一種。
世界中の熱帯から亜熱帯にある、マングローブなどの汽水域に分布。
生息範囲が非常に広かったことから、示準化石として位置づけられたようです。
また、身体を覆う重装甲は、並大抵の攻撃を弾き返す程に強固であり、中々、傷つけることができなかった。
ただ、この装甲は高熱に脆いという弱点があるのです。
弱点を突かれて破壊されてしまえば、大幅に防御力が低下するリスクを抱えている。
なお、ヒューマギアの時にも残されている耳のパーツは、一見すると無くなったように見えますよね。
でも、頭部の下に巻貝の身の様な、本来の頭部が存在しており、そこに耳のモジュールが存在しています。