仮面ライダーデューク
レモンエナジーアームズ ライドウェア
変身する人物は、戦士としては素人同然で、どちらかというと頭脳労働担当。
通常、変身者の戦闘能力が低ければ、仮面ライダーとしての実力にも反映されるのですが、このデュークは違います。
そもそも、ライダーシステムを開発した人物なので、武装、性能、特徴を知り尽くしているのですね。
自身のドライバーに改造を施しており、スペックの底上げや、様々な特殊能力を付加しているのです。
つまり、ライダーというシステムのポテンシャルのみを純粋に引き出して、戦っているともいえます。
しかもですよ、ほかのライダーから取得したデータを反映させて、初期段階から能力がアップデートされています。
戦闘力の低さを技術力の高さでカバーしている、といったところですか。
なので、デューク自体の純粋な実力というのは、全編徹して非常に見極め辛いところではあります。
歴代仮面ライダーの中でも、こういうタイプは珍しい。
しかも、本人が裏で暗躍することを好むので、あまり前線には出て来ず、出番的な意味でも販促的な意味でも、レアなライダーです。
何かというと戦いで決着をつける、好戦的な性格のライダーが多い中、こういう面においても、ほかのライダーにはない特徴ですね。
さらに述べるなら、このレモンエナジーアームズは、ほかのライダーが変身アイテムを使用し、本家を差し置いて獅子奮迅の活躍をしていました。