仮面ライダーアークゼロ
通信衛星アークが具現化、変身した黒い仮面ライダー。
アークは通信衛星としての本体を有するものの、戦闘はおろか、地上で活動するための機能やボディを備えていませんでした。
そのため自らの知能を宿したヒューマギアのボディを乗っ取り、仮面ライダーへと変身するのですね。
宿主となるヒューマギアは滅亡迅雷.netの幹部たち。
全体的なフォルムは主人公ライダーに近い容姿をしていますよね。
黒一色のボディ、片方しかないアンテナ、左目が剥がされたかのようなマスク、通信衛星アークの中枢部に似た形状の禍々しく輝く赤い瞳を持っています。
左半身は胸部装甲を貫くように銀色のパイプが伸び、配線や内部パーツが剥き出しになっています。
ライダーモデルを無理やり剥がされたかのような、痛々しい外見でしょうか。
目を引くのは非対称の頭部だが、これは統計学的データに基づき「仮面ライダー」としての要素を効率的に再配置した結果。
両眼も左右で別機能のセンサーとなっていて、決して不完全・未完成というわけではないそうな。
各種電子機器へのハッキング、ラーニングと情報の分析によって、数億通りもの「事象に対する結論」を導き出す能力を有する。
また念力のような謎の能力など、強力な能力を複数所持しているのです。
真に恐ろしいのは、アークゼロを操るアークの意志そのもの。
人類滅亡を本気で実行に移すだけあって、結果的には未遂に終わったとはいえ、変身させる間も与えず相手を殺害しましたよね。
歴代のラスボスと比べても、容赦のなさが群を抜いています。