本日(12/7)はいい天気に恵まれた中、かねてから計画していた「JR福知山線 生瀬~武田尾間 廃線敷ハイキングコース」に出かけました。

 

 

今回も、中学時代の友達10人の「チーム ラリー」メンバーの内8人が参加でき、JR「宝塚駅」に集合して次の駅の「生瀬駅」からのスタートになりました。

 

当日、「JR宝塚線」のダイヤの乱れで予定時間から30分遅れの「生瀬駅」出発となり、廃線跡の入口までが少し国道176号線沿いで分かりにくい所もありましたが、何とか廃線跡の出発点に辿り着きました。

 

ここは、明治32年(1899年)に阪鶴鉄道として開通した後、国鉄福知山線となり「武庫川」沿いの渓谷をうねりながら単線上を電車が走っていましたが1986年に廃線となり、「宝塚駅」から「武田尾駅」の間は直線的なトンネルを掘って複線化された新線ができた為に廃線になりました。

 

この廃線跡をJR西日本が開放して、約4㎞のハイキングコースにしたもので、途中6か所のトンネルと1か所の橋梁があって、その中を探索しながら進んでいきます。また、右手や左手に「武庫川」のゴツゴツした岩群と渓流を見下ろすことができる眺めの素晴らしい箇所も何か所もあります。

 

廃線敷入口のトイレで用を足した後は、各人持参の「熊よけ鈴」や「懐中電灯」の用意をしていざ、出発! 

 

廃線敷入ってすぐの所には、枕木が土の中にめり込んだ状態を目にすることができ、既に興奮状態でしたが、進むにつれてその枕木の間隔も狭まるとともに、目にできる程に並ぶ枕木に大興奮となりました。

 

最初のうちは「枕木」も埋もれた状態でした↓

途中では「枕木」の状態はほぼ完璧に残っていました↓

撤去された「枕木」↓

「武庫川」の渓流↓

 

暫くすると今回最初の「トンネル」に突入するので、全員でトンネル前で集合写真を撮り、いよいよトンネル内へ入りました。8人はワイワイガヤガヤおしゃべりしながらの行進です。

 

「北山第一トンネル前」で集合写真↓

 

宝塚駅では、我々と同様にリュック姿の年配の方々が沢山乗車していたので、「廃線敷ハイキングコース」に行くのだろうと我々皆がそう思っていたのですが、実際は「生瀬駅」で下車したのは私達だけでしたので、誰に気にすることもなく各人大声でおしゃべりしまくっていました。

 

トンネル内は照明が一切ないので、懐中電灯が無いと全くの暗闇となります。私は、事前に購入したヘッドランプを付けて前進しましたが、足元は枕木と線路敷のバラスが無造作に並び転がっているので、転ばないように歩かなけらばなりませんでしたので、暗闇の中の探検気分となりました。

 

トンネル入り口付近↓

 

トンネルは少し登っているようで、トンネル先に明るい光が差し込むと真っ暗闇の先にトンネルのU字型の出口とその向こうに見える光景が素晴らしい陰陽を見せていました。

 

「トンネル」と外の風景との陰陽↓

「トンネル」と外の風景との陰陽↓

人影も面白い↓

 

「北山第一トンネル」と「北山第二トンネル」の間は、右手下に見える「武庫川」の渓流内にへばり付いている岩石群が見事な力強い光景を見せています。続く「北山第二トンネル」はこの廃線敷の中でもっとも長い413mもあるので、先ほどのトンネル内以上に真っ暗です。トンネルの内部を良く見ると、建築された時代が感じられるようにレンガが積まれているのが確認できます。

 

「武庫川」の渓流内にへばり付いている岩石群↓

「武庫川」の渓流内にへばり付いている岩石群↓

「トンネル」内部の歴史を感じさせる積み方↓

 

メンバーの多くが、廃線となったこの福知山線を30数年前に乗っておきたかった!との感想を持っていました。

 

今まで右手に流れていた「武庫川」を渡る「第二武庫川橋梁」は、遠くから見るとオレンジ色の綺麗な色に見えるのですが、近づくとそのオレンジ色は赤い鉄錆(てつさび)で、橋を組み立てている鉄骨の表面が至る所で剥がれていて時代の古さを感じさせる遺構でした。

 

「第二武庫川橋梁」↓

赤い鉄錆が一杯↓

 

橋梁の奥にはトンネルが見える絶好の写真スポットでしたので、全員集合写真を撮りました。

 

「第二武庫川橋梁」前での全員集合写真↓

 

この時期に来たもう一つの理由は、紅葉を期待してだったのですが、廃線敷跡には真っ赤な紅葉は見られず、所々で橙色の紅葉が既に落ち葉絨毯となっている所がありましたが、それはそれで綺麗でした。

 

紅葉絨毯↓

所々でこのような色の紅葉が見られました↓

真っ赤な紅葉はごく僅かでした↓

 

武田尾駅まで1600mという所で、腰を下ろせるベンチがあったので、少し休憩をとり水分補給と皆さんが持参した飴やチョコの交換会でホッと一息入れることができました。

 

もう少しで「武田尾」なので元気が出てきました! ↓

 

当初の計画では、「武田尾駅」まで行って足湯につかり、そのまま「宝塚」へ戻ってランチタイムの予定でしたが、出発がJRの電車の遅れが生じたため、すでに12時になっていたことから、武田尾駅近くで唯一の食堂「畑熊商店」でランチを取ることにしました。

 

この食堂は「ジビエ」を食べさせてくれる食堂でもあったので、私は食べたことが無かった「猪鹿串カツ定食」をオーダーし、他のメンバーの多くも珍しいそのメニューをオーダーしました。どちらの肉も、特に動物的ニオイがするといったことが無く、「猪」は筋がありましたが「鹿」は柔らかで美味しくいただけました。初めての挑戦でしたが、このメニューを選択して良かったでした。

 

「猪鹿串カツ定食」↓

中の2本が「猪」、両脇が「鹿」↓

 

食事席は外しか空いていませんでしたので外での食事となりましたが、風があったものの12月というのに暖かい日差しが照り気持ちの良い食卓となりましたので、食後も話に花が咲きました。

 

この青空の下でランチタイム↓

 

食後はトンネル内から橋の上に架かる珍しい形式の「武田尾駅」から「宝塚」へ向かいました。

 

トンネル内の構内↓

橋上の構内で向こうもトンネル↓

 

阪急「宝塚駅」周辺は、「宝塚大劇場」までの間の「花の道」が有名ですが、喫茶店を探しながらブラブラ歩き「大劇場」を越えた辺りにあった「CRO CAFE」に入りました。

 

阪急「宝塚駅」前↓

「宝塚大劇場前」↓

 

この喫茶店では約2時間くらい居座って、ここでも昔話や近況話に花が大いに咲き、楽しいコミュニケーションが図れ一層の「チーム ラリー」の絆を深めることができました。

 

変わった形のコーヒーカップ(紙コツプ)↓

 

このチームで、今度は「青春18きっぷ」を使用して日帰り小旅行をしよう等、次回に向けた話も盛り上がり、17時頃のお開きとなりました。

 

私は自分のお土産として宝塚名物の「乙女餅(おとめもち)」を購入し、夕食後のデザートに4切れも食べて、疲れによる糖分不足を補給しました。

 

「乙女餅」↓

 

今日は、前日まで天候が危ぶまれましたが、当日は天候に恵まれ、素晴らしいハイキングコースを歩くことができるとともに、友好を深めることができた1日で大満足することができました。殆どのメンバーは本日の歩行数2万歩を達成したそうですので、健康増進にも大貢献をしました。

 

 

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