『北から南へ「天守」シリーズ』は本日第65回目で、RC造り模擬「杵築(きつき)城」(大分県杵築市杵築)の「天守」をお届けします。
初回は、「プロローグ」ということで「天守」についてのエピソード等をお話をし、2回目以降は、具体的に「天守(御三階櫓含む)」があるお城を、北から順次、現存・復元・復興・模擬の「天守(御三階櫓含む)」を織り交ぜて掲載してきました。
「天守(御三階櫓含む)」の構造などの特徴を始め、藩主だった大名や城主、訪城しやすいようにアクセスや最寄駅等も記載しています。
・ JR日豊本線「杵築駅」から国東観光バス又は大分交通バス「杵築バスターミナル行」に約10分乗車して終点で下車、徒歩約12分
〇RC造り模擬「杵築城 天守」
・三重 階、望楼型、独立式
・屋根は「瓦葺」
・壁は「白漆喰総塗籠め」、「廻縁・高欄」
・窓は「竪格子窓」
・破風は妻側一重目に「入母屋破風」、桁側一重目「千鳥破風」
・軒裏と軒垂木は「白漆喰」
・内部はRC造り資料展示
・天守台は「打込接・乱積み」
〇「杵築城 天守」の歴史
・1597年に「天守」は暴風雨で損壊
・1608年に落雷で「天守」の一部が焼失
・1615年に「一国一城令」で廃城
・1970年にRC造りの模擬天守が完成
〇城主(藩主)
・1394年に「木付頼直」が築城して入城
・1593年に「木付氏」滅亡
・1595年に「前田玄以」が入城
・1596年に「杉原長房」が入城
・1599年に「細川忠興」の所領で「松井康之」「有吉立行」等が城代
・1632年に「小笠原忠知」が4万石で入城
・1645年に「松平(能見)英親」が3万2千石で入城、以降「松平(能見)家」が幕末維新まで領有
RC造り模擬「杵築城 天守」↓
RC造り模擬「杵築城 天守」↓
RC造り模擬「杵築城 天守」(妻側の大きな「入母屋破風」)↓
RC造り模擬「杵築城 天守」(断崖絶壁の上に建つ)↓
RC造り模擬「杵築城 天守」(「三の丸」跡から)↓
RC造り模擬「杵築城 天守」の最上階↓
RC造り模擬「杵築城 天守」の最上階からの遠景(「南台武家屋敷」方向)↓
RC造り模擬「杵築城 天守」の最上階からの遠景(「北台武家屋敷」方向)↓
RC造り模擬「杵築城 天守」の最上階からの遠景(守江湾)↓
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