2023年7月7日から『北から南へ「天守」シリーズ』をスタートさせ、初回の「プロローグ」では「天守」についてのエピソード等をお話をしました。

 

 

そして2回目以降は、具体的に「天守(御三階櫓含む)」があるお城を、北から順次、現存・復元・復興・模擬の「天守(御三階櫓含む)」を織り交ぜて掲載し、「天守(御三階櫓含む)」の構造など特徴を始め、藩主だった大名や城主、訪城しやすいようにアクセスや最寄駅等も記載しています。

 

本日は、RC造り復興「大坂(大阪)」(大阪市中央区大阪城)の「天守」をお届けします。

 

最寄駅から「天守」までの時間

・地下鉄谷町線「天満橋駅」から徒歩約19分

・地下鉄鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」から徒歩約15分

・JR環状線「大阪城公園駅」から徒歩約18分

・JR環状線「森ノ宮駅」から徒歩約16分

 

RC造り復興「大坂(大阪)城 天守」

・五重五階地下一階、望楼型、独立式(徳川期は層塔型、豊臣期は望楼型)

屋根は「銅板葺」(徳川期は五重目だけが銅板葺きで他は瓦葺、豊臣期は瓦葺で軒先は金箔瓦)

は「白漆喰総塗籠め」で最上階に「廻縁・高欄」、最上階のみ黒塗りに鷺・虎の絵(徳川期は「白漆喰総塗籠め」、豊臣期は「黒漆塗」に金色の彫刻)

は一階と二階は「竪格子窓」で最上階は「華頭窓」

破風は一重目の東西に「比翼千鳥破風」、二重目と四重目の東西には「千鳥破風」、五重目の東西には「軒唐破風」、一重目の南北には「入母屋屋根」、三重目の南北にも「入母屋屋根」

軒裏と軒垂木は「白漆喰総塗籠め」      

内部はコンクリート造りで歴史資料館

天守台は「打込接・布積み」

 

「大坂(大阪)城 天守」の歴史

・1585年頃に「豊臣秀吉」が五重七階地下二階の「天守」を建造

・1615年に「大坂夏の陣」で豊臣「天守」は焼失

・1624年に「徳川秀忠」が五重五階層塔型の「天守」を再建

・1665年に落雷で「天守」焼失

・1931年にRC造りの復興「天守」が豊臣期の「大坂城」の外観を模して再建

 

城主

・1585年に「豊臣秀吉」が入城

・1587年に「秀吉」が「聚楽第」を居城とした後も「北政所(お禰)」は城主代行

・1598年に「豊臣秀頼」が「本丸」に入城

・1599年に「北政所」は「京都新城」へ移り「徳川家康」が「西の丸」に入城

・1619年に幕府領となり「内藤信正」が初代大坂城代

・以降は、幕末まで幕府領で「大坂城代」が入城

 

RC造り復興「大坂城 天守」(二つの入母屋破風、南面)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「本丸」跡南から)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(最上階の「望楼部分」には虎の彫刻、南面)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(最上階の「望楼部分」には虎の彫刻、南面)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「天守台」内から見上げる)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「石落とし」が見える、「天守台」南東隅下から)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(天守台上までバリアフリーのEV、南東方向から)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「本丸庭園」から)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「比翼千鳥破風」と「千鳥破風」、南西方向「西の丸」跡から)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「比翼千鳥破風」と「千鳥破風」、「西の丸」跡から)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「比翼千鳥破風」と「千鳥破風」、「西の丸」跡から)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「望楼型」が良く分かる、「西の丸」跡から)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(最上階の「望楼部分」には虎の彫刻、「西の丸」跡から)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(北西方向から)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「姫門」跡から見上げる、北西隅)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(北面を見上げる)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「極楽橋」から、北面)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(「玉造口門」跡付近から、南東方向)↓

RC造り復興「大坂城 天守」を支える「天守台」(北西隅)↓

RC造り復興「大坂城 天守」を支える「天守台」(打込接・布積み)↓

RC造り復興「大坂城 天守」(最上階の壁面に描かれている「鷺(さぎ)」↓

RC造り復興「大坂城 天守」の「金鯱」(大阪ビジネスパーク方向、北東方向)↓

RC造り復興「大坂城 天守」の「金鯱」(ミライザ方向、南東方向)↓

「徳川幕府再築の大坂城天守」(「淀川堤図屏風」内に描かれている、ミライザ内に掲出の写真より)↓

「秀吉時代の大坂城天守」(「大坂夏の陣図屏風」内に描かれている、ミライザ内に掲出の写真より)※真ん中は「家康」が「西の丸」に築いた「天守」↓

「秀吉時代の大坂城天守」(「大坂夏の陣図屏風」内に描かれている、ミライザ内に掲出の写真より)↓

 

 

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