全国お城の「石・石垣シリーズ」は、『「石垣」の使われ方』において「鉢巻石垣」が見られるお城をご紹介します。これと同種の石垣の使われ方として「腰巻石垣」「腰巻・鉢巻石垣」があり、既に「腰巻石垣」はご紹介してきました。
「鉢巻石垣」だけを施している事例は、全国でもあまり見かけませんので、本日は「全国」で見られるお城をお届けします。但し、「腰巻石垣」と一緒に築かれている例(「腰巻・鉢巻石垣」)はありますので、次回のブログでお届けします。
「鉢巻石垣」というのは、「土塁」の上の部分だけ「石垣」にする手法で、本来は全ての面を石垣で築きたいのですが、全て石垣で積上げるだけの予算がなかったり、技術面で全て石垣にすることができない場合など、「土塁」の上部だけに石垣を施されている場合があります。これは「土塁」に分類する場合がありますが、ここでは『「石垣」の使われ方』として紹介します。
「棚倉城」(福島県東白川郡)<「二の丸」跡西側>
「白河小峰城」(福島県白河市)<「二の丸」跡東面>
「白河小峰城」(福島県白河市)<「二の丸」跡東面>
「浜松城」(静岡県浜松市)<「埋門」跡からの屏風折れ部分>
「浜松城」(静岡県浜松市)<「埋門」跡からの屏風折れ部分>
「森陣屋」(大分県玖珠郡)<「清水御門」前庭後背部分>
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