篠山城③」(兵庫県丹波篠山市)をお届けします。

 

「篠山城①」↓

https://ameblo.jp/highhillhide/entry-12565836180.html#_=_

「篠山城②」↓

https://ameblo.jp/highhillhide/entry-12565614518.html

 

 

いよいよ階段を上がり「本丸(殿主丸)」跡にまいります。この広いエリアには、藩主の「青山家」を祀ると「青山神社」と、最後の藩主「忠良」の息子である「青山忠誠 頒徳」碑が立ちます。

 

 本丸跡(中は青山神社)

本丸跡全景

 

 

「本丸(殿主丸)」跡の南東隅には「天守台」が築かれ、その他の各隅には二重の「隅櫓」が建っていたそうで、現在でも「櫓台」が見られます。

 

 天守台

本丸西南隅櫓跡

本丸西北隅櫓跡

 

 

「天守台」が造られましたが、当時、既に「大坂城」の「豊臣家」が滅亡したことから「天守」の必要もなくなり、建築されなかったそうです。「天守台」の規模からすると、三層の「天守」を上げる予定だったのでしょうか。

 

「天守台」の南東方向には、先ほど登城してきた「八上城」が間近に見え、山上の木々が伐採されていたこともあり、山上の本丸跡などが良く解りました。

 

 天守台からのぞむ八上城跡

 

 

レンタサイクルで走ってきた南外掘沿いや広々とした「三の丸」跡、その南側を守備する「土塁」、「南馬出」に続く「南門」跡が手に取るように見下ろせます。

 

 三の丸跡と土塁(天守台より見下ろす)

 

 

東側から北側に目を移すと、「三の丸」跡東側内に「篠山小学校・幼稚園」が建っていることから、「三の丸」の大きさ、広さが実感できます。 また、「本丸」と「二の丸」を取り巻く「内堀」も、整備されたのか良く残されていました。

 

 「三の丸」跡東側内に「篠山小学校・幼稚園」よ内堀

 

 

「本丸」跡を降りて、「大書院」の東側に廻り込んで「小書院」の方向から写真に納め、更に北側に進んで「大書院」の北側の「車寄せ」部分の写真を撮りました。そこからは、「表門」と「中門」各跡の石垣を眺めることができました。

 

大書院東面

 

さて、「表門」跡を西側に折れて「内堀」沿いに、駐車場やゲートボールをされているグランドの脇の道を南に歩き「南門」跡に向かいます。 「南門」跡は、土塁と土塁の間に建てられた門のようで、その真正面には「南馬出」が構えます。

 

 土塁に挟まれた南門跡

 

 

先程「天守台」から見下ろした「三の丸」跡は、「内堀」の工事中でしたので「埋門」には近づくことができませんでした。

 

 埋門跡(三の丸跡から見上げた)

 

 

もう一度「表門」跡に戻り、そのすぐ東側には、少し土が盛り上がった所があります。「櫓」跡の表示がありましたが、「櫓」名は不明です。

 

何かの櫓跡

 

 

東側に進み、「東外堀」を渡り道路を越えた所に「東馬出」があります。「南馬出」に比べると少し小さ目のようなイメージを受けますが、こちらは真ん中に植樹された木々が植えられ周囲も小ぶりな土塁を設け、更には周囲を「腰巻石垣」で取り巻いていました。

 

広々した北外堀と東外堀の合流地点

 東馬出(城内側から)

東馬出(腰巻石垣、北面)

東馬出(腰巻石垣、東北隅)

 

 

次回「篠山城④」では、その他の篠山城下の見所をお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

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