だいぶ前回 から長らく間が空いてしまいましたが、フェアリーズブートキャンプの第2回を開催します。
今回はルーキーキラー(初見殺し)の異名をもつインバスを解説していきます。
この敵種はアリスギアにおける対大型戦闘の基礎、もっと言うなら究極を身に着けていないと絶対に勝てません。
基礎=究極 とは…
①行動パターンの理解
②攻撃と防御(回避)の切り替え
③ブースト管理
この3点に集約されます。
これはインバスに限らず全ての大型ヴァイスに言える事なのですが、ことインバスに関してはその傾向が極端に、そして顕著に表れます。
攻撃出来ないポイントでは回避に集中して、ジャブ代わりの牽制すら控えた方が良いくらいです。
またインバスにはリングレーザー型と屈曲ビーム型の2種類のパターンがあるので、このFBCも2回に分けて解説します。
共通する部分も多いのですが、同時にやってしまうと混同されてしまうかもしれませんので、ご了承下さい。
今回は前編としてリングレーザー型から解説していきます。
それでは始めましょう。
まずインバスと向き合う時の基本から。
バリアにエネルギー兵器を撃ち込まない。
正面にバリア…六角形の光る壁にエネルギー兵器が接触すると、それを反射してきます。
実弾兵器は対象外ですが、大多数のアクトレスはエネルギー兵器を使っているので、基本的にバリアへの攻撃は厳禁と思って頂いて差し支えありません。
そして表側は装甲が厚く、裏面は脆い。
通常こちら側に向いている顔の様に見える面が表側で、こちらは極度に堅い装甲になっています。
ダメージはほぼ通らないので、表側がこちらを向いている時は攻撃してはいけないタイミングだと思って頂いて差し支えありません。
インバスから裏を見せる、もしくは完全に動きが止まり裏側に回れる時だけが攻撃可能のチャンスになります。
ではそのパターンを見ていきましょう。
インバスには2フェーズのパターンが存在します。
まず前半から。
フェーズ1
いきなりバリアを張ってリングレーザーで攻撃してきます。
この時は攻撃厳禁、回避に徹底して下さい。
まず制止状態から正面へリングレーザー+直進レーザーが来るので、インバスの正面からずれるように位置取りして、一旦待機。
次に備えてブーストを温存して下さい。
そして向かって左手側から弧を書いて2回、続いて右手側からも2回、計4回リングレーザーが飛んできますので、これをステップ回避します。
回避動作はステップ回避のみで、縄跳びのようなリズム感でテンポ良く。
無駄な動きがあるとステップのタイミングが乱れたり、ブーストが足りなくなるので、その場で立ち止まりリングレーザーを待ち構えるようにして下さい。
これが終わるとインバスは自分から裏を見せてきますので、攻撃チャンスになります。
駆け寄って近接を仕掛け、ダメージを稼ぎましょう。
少し叩くと、インバスがくるっと1回転するジェスチャーを見せてきます。
これが次の動作に移るサインなので、ここで攻撃を止めて次に備えます。
次は3way弾を連射してきます。
奇数弾なので、中央の弾が自機狙い弾です。
真横に避けると両脇の弾に当たるので、気持ち斜め後ろに下がるように動くと3way弾の隙間も広くなり、避け易いです。
続いて足で突き刺して来るので、これは横にステップしてかわします。
この突き刺しの後は動きが止まるので、そのまま裏側に回り込み近接で叩けます。
これが2セットで次のパターンに。
ここはリングレーザー型と屈曲ビーム型でパターンが変わるポイントになります。
まずアクトレスの周囲を1周して、後方にだけ爆発を起こします。
この時は動いてはいけません。
ただ立ってるだけで当たりませんので、驚いてバックステップするとむしろ悲惨な事になります。
インバスが1周して戻ってきたら一時動きが止まるので、裏側に回り込み打撃して下さい。
そして2周目があるのですが、この時はインバスが自分から裏を見せてきますので、そのまま待ち構えていて下さい。
…と、ここまでがフェーズ1になります。
ここまでで次に移行出来なかった場合は、冒頭のリングレーザーに戻ります。
HPを半分削るとフェーズ2へ。
ここからはワープによる奇襲が始まります。
3回ワープして、その度に大口径ビームで不意を打ってきます。
出現位置は
①真後ろ→②正面→③左手側
の順となります。
①と②は左右どちらでも良いので、赤い予測線から離れるように。
③は少し後ろに下がり、インバスが視界に入るように。
ロックオンしたら、そのままインバスの裏に回るよう移動を始めます。
少しの間ですが、近接で攻撃出来る貴重なチャンスです。
インバスが逃げるように離れたら、次の攻撃が来るサインですので、深追いは控えて下さい。
恐らくここが一番回避の難しいポイントです。
両脇の砲門からビームを撃ってくるのですが、こちらの動きに追従して射角を変えてきます。
動画内では3パターンの動きを例として見せています。
①裏から表に回り込む回避→成功
②表から裏に回り込む回避→失敗
③裏に回ると見せかけて表に戻る→成功
これにより分かるように、表側に逃げると避け易いのですが、真正面までは行かないよう、注意して下さい。
左右両砲門からのビームが同時に殺到するので、かなり危険地帯になっています。
あくまでもインバスの側面で捌くように動くのがコツになります。
ではフェーズ2の最後ですね。
ビーム掃射が終わると一度ワープするので仕切り直しになります。
インバスからの攻撃は
リングレーザー→足での突き刺し2連
まずここをしっかり避けなければなりません。
回避方法は左右どちらでも良いので、真横にブースト移動です。
なのでインバスが近寄ってきて、リングレーザーを撃つまで引き付けて下さい。
無駄にブーストしていると、回避しきれなくなる事があります。
そして続いてバインドウェーブ(青いもやもや)を出してきます。
先の突き刺し2連を受けてしまうと、体勢が崩れてそのままバインドウェーブまで直撃しますので、ここの回避は重要になります。
バインドウェーブは近接で叩く事で中断できます。
射撃では止められないので、ご注意下さい。
フェーズ2はここまでを1セットとしてループしますので、バインドウェーブを止めた後の追撃は早めに切り上げて、次のワープ奇襲に備えて下さい。
攻略としては以上になります。
ではインバス戦の流れを通して見てみましょう。
インバスは仕組みが分からない内は手も足も出ないと思いますが、仕組みさえ分かってしまえば一番簡単な大型ヴァイスになります。
心掛けたいのは深追い厳禁。
例えばスタン等も復帰の際に反撃してきますし、上記で解説した攻撃チャンスも少し早めに切り上げて次に備えないと、次の攻撃が避けられなくなります。
初めは思うようにいかないかもしれませんが、インバスは特に特殊宙域作戦や封鎖宙域等、事ある毎に出てきますので、繰り返し練習してみて下さい。
それではまた。