以前ほどライバル塾のことは気にならなくはなっていたのには、理由があった。

 

 

ライバル塾も以前はブログを書いていたのだが、もう半年以上更新がなかった、、

 

 

相変わらずチラシはバンバン入れていたが、どこか少し無理をしているように思えた、、

 

 

「ライバル塾、、何か最近元気なさそうだな、、。」

 


そんな風に思う時もあった。

 

 

〜〜〜

 

 

数日前のある晴れた日のことであった。

 

 

僕はいつもように、ゆりのき通りを車で走り、自分の塾に向かっていた、、

 

 

直射日光が眩しいため、多くのドライバーがするようにサングラスをしていたグラサン

 

 

ライバル塾の前を通りかかると、いつもの様子と少し異なりガラス張りになっているように見えた、、

 

 

「な、なんだ、なんだ、今のは、サングラスのせいで錯覚したか?」

 

 

「それともまさか、、、」

 

 

僕はサングラスをはぎ取って、少し行った所でUターンして舞い戻った。

 

 

後続車がいないことを確認して、今度はゆっくりライバル塾の前を徐行した、、

 

 

 

「ライバル塾が、、、消えてるびっくり

 

 

 

ひょっとして、移転したのかと思い、スマホで検索をかけてみると、本部のHPはあったが、八千代中央のライバル塾のHPは削除されていた、、

 

 

僕はしばらく呆然としていた、、

 

 

「やっぱり経営が苦しかったんだ、、」

 

 

八千代中央からは教室を閉鎖して、撤退したと言うことだろう。

 

 

恐らくライバル塾は裏通りの小さなうちのことなんか、眼中になかっただろう。

 

 

ゆりのき通りには、有力な塾予備校が数え切れないほどあるからね。

 

 

「でも受験生だっていただろうに、、社員だっていただろうに、、」

 

 

「受験が終わる2月末まで何とかできなかったのだろうか、、」

 

 

これまで(僕の心の中では)ライバルだったとはいえ、少し複雑な心境だった、、

 

 

〜〜〜

 

 

後日、ライバル塾に通っていたという、ある生徒と保護者がうちを訪ねてきた。

 

 

やはり定員割れで教室を閉鎖したということだった。

 

 

残された生徒たちは、近隣の教室や他塾に移籍したそうだ。

 

 

HPで見たライバル塾の社員たちも皆若そうだったので、いくらでも新天地でやり直しがきくだろう。

 

 

3年間に及ぶライバル塾との闘いは、思わぬ形で幕切れとなったが、、

 

 

僕の闘いは、まだまだ続く。

 

 

High-5 を信頼してくれる生徒と保護者がいる限り。■

ライバル塾に限らず現代では多くの塾予備校が、映像やA Iを活用し、授業より自学を多くして、、


人間はそのサポートにまわる戦術を取っている。


勉強に自学が必要なのは昔から当たり前のことで、最近やたら塾業界でそれが叫ばれるのは、、


これなら講師スキルもさほど求められないし、何と言っても人件費の削減にもつながるからだろう。


ビジネスとしては間違いなくこの戦術は正しい。


ところが、High-5は真逆の戦術を取った!


つまり授業の充実を図ったのだ。


毎年授業時給を上げ、近隣の個別指導で最高時給に設定し、優秀な講師を集めた。


学歴だけでなく、人間性も重視した。


生徒数はやや減少しているのに、逆に講師数は増やした。


経営コンサルタントなどからすれば、この塾長は頭がおかしいと思われただろう(笑)


でも開校10年で、良い時期にしっかり内部留保を貯めてきているので、経営的には全く問題ない。


コロナの時期にディズニーを運営するオリエンタルランドが3年間売り上げゼロでも潰れないと言われたが、、


わがHigh5も似たような感じだ。(ホントに?)


個人塾は、大手やFCと違い加盟金等の本部チャージがかからない。


純粋に自塾の教室運営のみに資金を使うことができるからできる技であった。



講師たちも本当によく頑張って授業してくれている。


自分たちのやるべきことをしっかりやれば良い。


もはやライバル塾のことは、あまり気にならなくなっていた。(その4(次回完結)につづく、、)

ライバル塾は、新興のFC(フランチャイズ)であった。


FCは経験があまりない人でも、本部のサポートで塾を開業運営することができる。


立派な教室とホームページを作り、派手なチラシをバンバン入れる。


経験豊かな講師がいなくてもIT等のシステムの力で回せるようにする。


そして急速に多店舗展開する。


なかなか個人塾にはマネできない(笑)


いや笑っている場合ではなかった。



大手やFCは確かにシステムは優れている所も多い。


しかし、昔の上司に言われて、今でもよく覚えている言葉がある。



「塾は、システムは確かに大事だが、最終的には人で決まる!」



このセリフを僕は思い起こしていた。


どうすればライバル塾に勝てるのか、、


そのヒントがこの言葉の中に隠されているような気がしていた、、(その3につづく)





少し前のブログで仕事(ビジネス)って同業者との競争だと書いた。


それを体現する事実が起きたので、思い切って書くことにする。


誰にも明かさなかった3年間の僕の心の闘いを初めて公開する。


最後まで読んだら涙する人もいるかもしれない(ホントに?)



ここ八千代中央は塾の大激戦区である。


駅を中心としたら半径1km以内に大小入り乱れて20ほどの塾予備校があるだろうか。


もうこれ以上新しい塾はできないだろうと思っていても毎年のようにできる(笑)


そんな中、わが High5 も健闘していたと思うが、、


3年ほど前のことであった。


ゆりのき通り沿いにまた新たな塾が出来たびっくり


一目見た瞬間、「これはうちの強力なライバルになるな滝汗」と僕は直感した。


対象学年や指導形式がかなり似ている感じがしたからだ。


「絶対に負けないからな!」


僕は勝手にその塾をライバルになると確信して気合いを入れたが、、


予感は的中してしまった。


その塾が出来てから、入塾するときに、うちとその塾を同時に両方検討しているご家庭が多いことが、、


個別説明会をしていると雰囲気ですぐわかった。


中にはうちの前にその塾の説明を聞いてきたらしく、、


ライバル塾のパンフレットを持って、うちに来たご家庭もいたし、、


うちとライバル塾を混同した内容のメールをしてきたご家庭まで出る始末だった。


目立つ大通りに出来たピカピカのライバル塾。


それに比べてうちは、目立たない裏通りにあって、、


中は小綺麗にしたいるが外見はあまり良くない(と思われる)


その塾が出来てから、明らかにうちに入塾してくる生徒は減ってしまった ショボーン


うちと比較検討した上で明らかにライバル塾を選んだと確信できるご家庭を何組も目にすることになった。


このまま闘いに負けてしまうのか、、


僕は誰にも相談できず一人悩んでいた、、

(その2につづく)

僕の心配は続いていた。

 

 

課題の英単語もなかなか勉強してきてくれず、小テストはいつも半分も取れない。

 

 

授業で説明しても、あまり聞いてなかったり、テキストもちゃんと解かずに答えを丸写ししたりすることもあった。

 

 

しまいには、「大学そんなに行く気ない、、」とかいう始末、、ショボーン

 

 

昔の自分なら、「そんな気持ちなら塾なんて辞めてしまえムキー

 

 

と怒っていたかもしれない。

 

 

しかし、グッとこらえ優しくアドバイスするに留めていた。

 

 

長い目で見ていくしかないと心に決めている。

 

 

たまに見せる笑顔などを見ると、根はとても良い生徒だと思うのだが、思春期だけに色々あるのだろう。

 

 

その生徒は、進学校に通うだけあって、地頭は決して悪くない。

 

 

たまに(ん、頭は良さそうだな。)と感じる時があった。

 

 

恐らく、中学まではさほど勉強しなくても成績が良く、進学校にギリ入ったタイプだろう。

 

 

でも、そういうタイプは高校で確実に苦戦する。

 

 

おそらく、高校ではかなり下の成績のはずだ。

 

 

英語なんか、ダントツのビリかもしれない。

 

 

模試結果なんか、見るのが怖すぎ。

 

 

高1の時は良くても、高2になると内容が急激に難しくなり、落ち込む生徒も多い。

 

 

数学はまだしも、英語はひょっとして偏差値40台かもしれない、、

 

 

そうだとしたら、親御さんにも申し訳ない。

 

 

僕の心配は尽きなかった。

 

 

、、、、

 

 

2学期に入り、少し授業態度が良くなってきたような気がしていた。

 

 

英語の授業も女性講師の方が気が合うかと思い、僕はできるだけ、機嫌が良さそうな時に軽くアドバイスするに留めていた。

 

 

講師たちも長い目で皆優しく指導してくれているようだった。

 

 

単純な?男子生徒と違い、女子生徒は難しい。

 

 

その生徒には声かけするのにも結構気を遣っていた。

 

 

、、、

 

 

昨日のことであった。

 

 

何となく、生徒の機嫌が少し良さそうだったので、英単語を覚えるよう優しく声かけしてみた。

 

 

「数学はできるだろうけど、英語ももう少し頑張ろうな。」

 

 

生徒は言った。

 

 

「数学も別にできない。」

 

 

担当講師から数学はよくできると聞いているし、僕が見てもスラスラ解いている。

 

 

相変わらず素直でない(笑)

 

 

、、、

 

 

「模試は数学の方が低かった。」

 

 

(な、何?そんな馬鹿な、、)

 

 

「模試まだ見せてもらってないよ。」

 

 

「今持ってる、、(ゴソゴソ)

 

 

(入塾してから模試結果を見せてもらうのは初めてだ。怖すぎる、、)

 

 

偏差値40とか、ひどい成績だったら、何て言って慰めよう、、笑い泣き

 

、、、、

 

 

、、、

 

 

全国模試の結果を見て、僕は目を疑った。

 

 

信じられない偏差値が並んでいた、、

 

 

 

英語偏差値 69

 

 

数学偏差値  66

 

 

 

英数国の総合偏差値 70超❗️

 

 

どんだけ地頭いいんだよ 滝汗

 

 

それとも、うちの講師陣の愛情が通じたか❓

 

 

英語の偏差値もうちに入塾してから着実に上がっていたびっくり

 

 

(この生徒、本気で勉強したら、とんでもないことになるぞ。)

 

 

僕はこの道、25年、、様々な生徒たちを見てきたが、、

 

 

こういうタイプに出会ったのは初めてかもしれない。

 

 

生徒も帰り際、少し嬉しそうだった気がした。