加計高校芸北分校まで北上して、今度はひたすら南下・・つまり、迂回すること20キロ以上、やっと走路に合流。わずか3キロ程度の奥滝山峡走路の約7倍の迂回だから、さすがの愛車ポルシェ・ターボ(大ウソです)も間に合わず、すでに先頭ランナーはとっくに通過したあと。
そこで、すぐにチャリに乗り換えたら、ひょっとして先頭ランナーに追いつかないんではないか・・でも、クルマで先頭まで追いついてからチャリに乗り換えるのもなんか情けないしなぁ・・と、しばしの逡巡の末、その妥協策として、「先頭ランナー通過予想時刻に20分程度遅れている(まで追いついた)時点で乗り換え・・という、数学的に面倒な問題(実際は中学受験算数レベルですが・・)を、クルマで走りながら暗算で割り出すという、ちょっとした芸当をするハメとなりました。
計算は大いなる誤算でしたね。
なんと、「クルマを停車させてからチャリで出発するまでのタイムラグ約10分」を計算に入れなかったばかりでなく、あろうことか、そこで応援していたおじさんに頼んで、記念撮影までしていただいたので、「20分程度遅れて」は、実に30分以上の遅れとなってしまったのです。
この誤算は、最後の最後まで響くことになります。
少しくオロにはなったものの、まだ降り止まぬ小雨をついてひたすら伴走し・・・というよりも、ひたすら先頭ランナーに追いつこうとスピードを上げる。でも、ランナーを追い越すために、一人一人に「がんばって!」と声をかけ、さらに沿道に立って応援して下さる方々には「ご声援ありがとうございま~す」と手を振りつつの追っかけです。
(続く)