スタジオ・ボイス | 観たり、聴いたりした事を、つらつらと。

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映画や音楽のことを思いのまま書きなぐり。

最近、ずっと実家に置きっぱなしになっていた大量の書籍を整理しています。
その中で「STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス)」は今読んでも面白いのでご紹介。

 

スタジオ・ボイスは1976年9月に創刊したカルチャー誌。
2009年8月に休刊になりましたが、2015年から年二回刊行で復刊しています。

 

一番古い1990年9月号。表紙がすでにかっこいい。

特集は「サイケデリックからニューエイジへ」。

 

この頃僕はヒッピーとかフラワー・ムーブメントに興味を持っていて、60年代アメリカ文化の熱量に対する憧れと、こういうのを深く知る事が大人、みたいな勘違いをしていたので、この号は正に聖典でした。

 

映画の特集をしている号を好んで買っていました。

表紙のセンスが素晴らしいですが、なぜ「バス男」(諸事情で現在は原題である「ナポレオン・ダイナマイト」に改題)が表紙になっちゃたんでしょうか。

 

1997年3月号の特集は「エヴァンゲリオン」。

劇場版「シト新生」が公開されたあたりの号なので、きっと良く売れたでしょうね。
所謂アニメ誌とは違う、サブカル誌特有のゴリっとしたテキストが快感。

 

表紙買いしたであろう号。でも僕の知識欲を満たすのに十分な内容でした。

スタジオ・ボイスってブックオフとかにいくらでも並んでいそうですが、レアな号とかあるんですかねえ。
ちなみに復刊後は普通の雑誌になったというか、脂身取りすぎて骨だけみたいな内容で、残念ながら買う気が起きなかったです。