シド・ミード展 | 観たり、聴いたりした事を、つらつらと。

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昨日、妻と「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」に行って来ました。

秋葉原駅から徒歩8分。「アーツ千代田3331」で開催されています。
https://sydmead.skyfall.me/

 

シド・ミードといえば"ビジュアル・フューチャリスト"として世界的に著名な工業デザイナー。
映画「トロン」「ブレード・ランナー」での美術が有名だが、日本での仕事も多い。

展示されているほとんどの作品はアクリルガッシュで着色されているのだが、手で塗っている事が信じられない精密さ。
目を凝らすと絵の具の盛り上がり、生々しい色の滲みも確認出来る、大迫力の生原画。

乗り物や建造物、そこに居る人物や植物、道具に至るまで、すべてが極限まで緻密に描かれている。
圧倒的な情報量は世界観に説得力を持たせ、そこにある物語をも想像させる。

 

「∀ガンダム」

放映20周年の今年においても未だ挑戦的なデザインとして観る者に印象付ける。

 

「ターンX」


左右非対称なデザインの解読が楽しい。

 

SFに興味がある方は観て絶対損の無い展覧会です。
会期が6/2まで延長されました。