不謹慎なことを恐らく言うだろう。
韓国で起きたハロウィンの雑踏事故。
これほど、なんとも言い難い亡くなり方はないのではないか。
何せ、コスプレしているのだ。
現場の目撃者が真面目な顔をしているが、いまいち言葉が入ってこない。
何故なら、コスプレしているからだ。
シビアな出来事にコスプレはアンマッチだ。
コスプレしている人達が雪崩を起こすように倒れていく。
こんなに怖いことは無いじゃないか。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
さて、今日も寝る前に書斎に入って音楽を一枚。それがコレだ。
白人のジャズピアニスト、アンディ・ラヴァーンの1988年にリリースされた『ジャズ・ピアノ・ラインエイジ』だ。ピアノ・ソロ・アルバムだ。
正直、彼の事はほとんど情報を持ち合わせていない。
ただ、唯一知っているのが、ビル・エヴァンスに師事していたこと。
そこからわかるように、ビル・エヴァンス流派のプレイスタイルだ。
ビル・エヴァンスの代名詞といってもいい『ワルツ・フォー・デビー』を演奏しているがまさにエヴァンス節だ。
このアルバムは、恐らく彼が影響を受けてきたアーティストの曲をプレイするといった趣旨で構成されている。
セロニアス・モンク、デイヴ・ブルーベック、リッチー・バイラーク、ハービー・ハンコック、ビル・エヴァンス、マッコイ・タイナー、チック・コリア、キース・ジャレット、そしてドビュッシー。
わたしの好きなアーティストばかりだ。
なので、心地よく聴ける。
アンディ・ラヴァーンは以外にも多数のアルバムを出しているが、なぜかマイナーなアーティストだ。
共演もメジャーなアーティストと面白い事をしている。
もっと評価されてもいいアーティストだ。
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