『酒は百薬の長』という言葉を聞いたことあるが、飲みすぎるとそれはどうなのだろうか。
昨夜は、滅多にしない家で一人晩酌をした。
ドラッグストアに買い物に行ったときに、なぜか酒コーナーに足を踏み入れてしまった。
そこで目に入ったのがバカルディラムのモヒートの瓶。
迷った挙句、篭に入れて買ってしまった。
家に戻り、炭酸と1:1で割って飲む。
旨い。
あっという間に、一杯目を飲み干す。
そして、二杯目を作る。
気が付くと、30分ほどで一本を空けてしまった。
犬の散歩に出る。
徐々に酔いが回ってくる。
そして、つい口に出た言葉がある。
「バカヤロー」。
怒っているわけではない。むしろ、気分がいい。なんなら、笑みを浮かべていたかもしれない。
家に帰っても、不定期に「バカヤロー」が口に出る。
酔っ払いだ。
何に対して自分は「バカヤロー」と言っているのだ。そこに、意味はない。
酔っ払いだ。
そんな昨夜のことを思い出しながら、この一枚を聴いている。
Lunaの前身であるGalaxie 500のアルバムと間違えて買った一枚だ。
本盤は、500円で500枚限定のオムニバス・シリーズの第3弾。
大間違いである。
内容は国内外の13アーティストを収録。どのアーティストも聞いたことが無いアーティストだ。
しかし、これが思った以上にいい曲が詰まった一枚で間違えてよかったと思った一枚である。
アコースティックやサイケデリックなどスタイルはさまざまではあるが、共通しているのはどれも心を癒すようなポップさがあること。
まるでお洒落なカフェに流れていそうな曲ばかりだ。
アメリカ、ドイツ、アイルランド、デンマークのアーティスト、そして日本のアーティストの音源を収録してあるらしいが、どのアーティストがどこの国かはわからない。
謎である。
いいではないか。よくわからないのだ。なにせ、そもそもが間違っているのだから。
ただ、一つ言えるのは捨て曲が一曲もない。
見つけたら、買うことをお勧めする。
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