Pe'z /『Color Vol.1』 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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長いゴールデンウィークも終わった。

と、言っても一人で過ごすので普段と何ら変わらないのだが。

家族があった頃は、どこかに何かしら出かけていたがそれもなくただ味気のない日々だった。

 

というのも持病の常備薬が切れて体調が悪く、養生していた。

 

昨日、ようやく病院から薬が届き、久しぶりに安眠して今朝は復調していた。

 

昨日までの好天と暑さが今日は一変し、曇り空で涼しい。

 

 

まだ、眠気を感じるものの仕事をするまでには復帰した。

 

しばらくぶりに書斎に入り、パソコンの電源を入れる。

 

そして聴いている一枚がこれだ。

 

Pe’zのリミックスアルバム『Color Vol.1』だ。

 

Pe’zは日本のクラブジャズグループだ。

結成は1999年。通称『侍ジャズ』と言われ、デビュー前から人気の高いバンドだった。

 

5人組だ。

 

5人組はなんだか戦隊モノのヒーローを感じさせるじゃないか。

そんなことはここではどうでもいい。

 

トランペットのOoyama "B.M.W."Wataruを中心に結成。

メンバーはテナーサックスにKadota"Jaw"Kousuke、ウッドベースにNirehara Masahiro、ピアノ、キーボードにヒイズミマサユ機、ドラムに航といった面子だ。

 

この盤は2004年にリリースされた、リミックス集だ。

様々で多用の活動をしている。

 

このアルバムがリリースされた年なんて、斉木しげる、大竹まこと、きたろうの劇団、シティーボーイズの公演『だめな人の前をめざしを持って移動中』の音楽担当なんて、面白いに決まっているじゃないか。

 

アイドルへの楽曲提供など挙げだしたら枚挙にいとまがない。

 

2005年12月19日の東京・昭和女子大学人見記念講堂にて開催し解散した。

 

解散後も各々積極的に活動をしている。

 

オシャレで洒脱なグルーヴなインストゥルメンタルな曲が特徴で、インストゥルメンタル物が中々受け入れられない日本のメジャーシーンにおいて、デビューアルバム『九月の空』はインストバンドとしては異例のオリコン10位を獲得。

そのサウンドセンスは日本だけに留まらず、ヨーロッパや韓国、台湾でも評価が高い。

 

この記事を書いているときに、友人T氏から電話があり「後ろで流れている音楽カッコいいですね」と反応が。

 

「Pe’zだよ」と言ったら、「なんか踊れる感じでいいっすね」と。

確かにクラブジャズだ。踊るにはもってこいだ。キレキレの踊りではなく、ゆらゆらとグルーヴに身を任せたくなる。そういう時人は知らず知らずのうちに身体をくゆらせるものだ。

 

確かにデビュー前の渋谷でのストリートライヴでは1000人以上の人が集まっていたらしい。

そして、ゆらゆらしたに違いない。

音楽がなくその現場を目撃したらちょっとアレなのではないか。

 

1000人の人が路上で立ち止まりゆらゆらしている。

 

不気味だ。

 

そこに音楽の意味が生きてくる。

Pe’zの音はおもわず『ゆらゆら』させる力を持っている。

 

 

 

 

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