Penpals /『Americaman』 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
*紹介している商品は、画像をクリックするとameba picsで購入もできます。
音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。

今朝の目覚めは最悪なものだった。

愛犬を散歩に連れて行こうと廊下に出た時に目に入ってきた光景だ。

 

『犬のゲリとオシッコ』

 

しかも、3箇所だ。

 

目眩がした。

 

それらに洗剤を撒いて、デッキブラシで磨き丁寧に掃除する。

その姿を犯人である愛犬がバツが悪そうに見ている。

ゲンナリだ。

何がゲリの原因だろうか。

 

『ゲリゲリラ』

 

そんな、下らないダジャレが浮かぶ。

勘弁してくれよ。

この事で一日のモチベーションが挫けた。

最早、やけっぱちだ。

成犬のトイレトレーニングは難しい。

 

昼過ぎまで焼けのヤンパチでダラダラして書斎に入る。

そして、聴いているのがこれだ。

 

Penpalsのセカンドアルバム『Americaman』だ。

 

Penpalsは日本を代表するパンクバンドだ。

 

パーソナルは、上条鉄也(ボーカル・ドラムス)、上条盛也(ボーカル、ギター)の双子の兄弟と林宗應(ボーカル、ベース)のスリーピースバンドだ。

 

1996年に結成し、翌1997年にメジャーデビュー。

 

本作(1998年発表のセカンドアルバム)からシングルカットされた『Tell Me Why』が、アニメ『ベルセルク』のOp曲に選ばれ、ヒットするという順調な滑り出しでデビューを飾った。

 

ほとんどの歌詞が英語である。

 

一言にパンクと言ってもそのふり幅は広く、ハードコアを彷彿させる曲や、純粋なロックンロールを聴かせてくれる。

 

この手のバンドは歌詞を英語で歌っているが、英語は堪能なのだろうか?と、いつも思ってしまう。

 

それとも、初めに日本語で書きだして、英和辞典で翻訳しているのなら、音楽性とは裏腹に地味な作業をしている。

その姿にはパンクらしさはないではないか。

 

彼らの曲は、サッカーチームのアルビレックス新潟の応援歌に使われていることでも有名だ。

 

サッカーの試合を見ることが無いので、どのような雰囲気なのかいまいちよくわからないが、凄いことになっているに違いない。

 

本作は『Tell Me Why』のオルタナティヴヴァージョンを含め、割とメロディアスな曲が収録されている。

激しさはあるが、ミディアム・テンポな楽曲(12曲目、『Run to you』)も聴きごたえがある。

 

でも、やはり彼ららしさを感じさせるのは13曲目に収録されている『Tell Me Why』だ。

 

彼らは7枚のアルバムを制作し、2005年に解散。

その後、2011年に5年2ケ月ぶりに復活ライブを行い、2019年にはバンド名を『AFOK』に改名し、活動を続けている。

 

 

 

 

電子書籍の2シリーズがアマゾンKindleにて好評発売中!