Charlie Christian : The Genius Of The Electric G | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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Charlie Christian : The Genius Of The Electric Guitar

 

 

ようこそ、おと虫ミュージックへ。どうも、おと虫でございます。

 

我が家のライブラリーから一枚を抜き取り紹介するプログラム、『ongaku,キョウノイチマイ』。

相変わらずの低空飛行で安定しておりますが、気に入ってくれたあなただけが楽しんでくれれば幸いです。是非、チャンネル登録をしてみてこのYouTubeの秘境を楽しんでください。

 

さて、今日ご紹介するのはコチラ。

 

夭折の天才ギタリストの元祖、チャーリー・クリスチャンの「ザ・ジニアス・オブ・ザ・エレクトリック・ギター」でございます。

 

The Genius of the Electric Guitar

 

 

ベニー・グッドマン楽団で活躍していた頃のチャーリーの天才的なプレイが楽しめる一枚でございます。

 

彼の場合、この一枚をどうこう語るより、エレキのレジェンド・オブ・レジェンドである彼の生い立ちを話した方がいいと思うので彼自身を紹介したいと思います。

作品でいうと本作以外で彼を一躍有名にした作品が「ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン」でありますので、併せて聴いてもらいたい一枚です。

 

Harlem Jazz Scene-1941

 

チャーリー・クリスチャンは1916年7月29日生まれで、音楽一家に育ちます。

 

ピアノを母親が、トランペットを父親が、ベーシストの長男に、バイオリン・マンドリンを演奏する次男で結成していたファミリー・バンドの中で育ち、12歳の時チャーリーもギターをプレイし始めます。1937年ごろまでカンサス・ジャズ・スタイルを演奏しており、彼のルーツであるカントリーとジャズを融合させたスタイルが持ち味でした。

 

1939年にプロモーターであるジョン・ハモンドに見いだされ、ベニー・グッドマンに紹介されます。しかし、グッドマンははじめ黒人である彼を自分の楽団に参加させるのに難色を示していました。しかし、オーディションでのチャーリーのプレイを目の当たりにして、気持ちは一転。それを契機にベニー・グッドマン楽団は注目され人気を博します。

 

その当時の演奏が聴けるのが本作で、チャーリーが要となっているのが良くわかります。スイング・ジャズ全盛期の時代に合ってチャーリーのギターが先進的であったかがうかがい知れる作品となっています。

 

時を同じくして、海の向こう側パリにもひとりの天才ギターリストが誕生します。それが、ジャンゴ・ラインハルトであります。彼のことはまた彼の紹介の時にするとして、ベニー・グッドマン楽団での武者修行を終え、チャーリーは当時一番ホットだったニューヨークへ移り住みます。

そこには、次世代を担うレジェンドたち、モンクやチャーリー・パーカー、ガレスピー、ケニー・クラークらが結集して、毎晩、クラブ・ミントンズハウスでジャムセッション行われていました。

こうして、「ビ・バップの誕生」の瞬間を記録したのが「ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン」であります。

しかし、身体を酷使してジャズ漬けになっていたちゃーりの身体を病魔が襲います。

1941年の春、そのダメージは決定的なものとなり、翌1942年5月2日、25歳という短い人生を遂げます。

 

しかし、チャーリーが残したギターにおける革命は、その後数々のギターリストに引き継がれていくことになります。バーニーケッセル、ウェス・モンゴメリー、そしてジミ・ヘンドリックスとジャンルの垣根を越えて今なお影響を与えています。

 

肝心の楽曲は、音楽ストリーミングサービスSpotifyのリンクを下の概要欄に貼っておくのでそちらからお楽しみください。

https://open.spotify.com/album/4QIxeBZfEtZpUWFbOrMrjV?si=Q8QqPcPmQKe8kvLpfNv_SQ

 

そして、あなたのご意見ご感想をコメントで頂けたら嬉しいです。

あと、常套句ですがモチベーションアップにつながるのでチャンネル登録、高評価よろしくお願いします。

 

最後までご視聴いただきありがとうございました。

また次回の動画でこっそりお会いしましょう。(YouTube用シナリオより)