珍しく、我が家で平日に晩酌をした。
理由は簡単だ。
仕事で面白くないことがあって焼けのヤンパチになっているのと、パトリース・ラッシェンを聴いてたら気持ち良くなってきて無性に酒を飲みたくなったのだ。
ロックで少しづつ氷を溶かしながら口に含むと、のど越しがカァーっと熱くなって、それはいぶくろにふわっと広がる。
悪くない。
心地よい。なんやかんやで3杯飲んだら、身体がホンワカしてきた。
これはいかん。
社畜じゃない本職の仕事のスイッチが入ってしまいそうだ。
いや、入るな。
3時までに寝れば何とかなるだろう。明日も遅番だ。
三本抱えている原稿のどれが今日は相応しいのだろうか。
まぁいい。とりあえず全部開いてみて下りてきたやつに決めよう。
酒は百薬の長なり。また、音楽はそれを倍増させる万力の奇術なり。