アース・ウィンド・アンド・ファイヤー:『黙示録』 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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梅雨だ。

そのせいだか何だか知らないが、腰が痛くてかなわない。

 

腰と言えば、ダンスだ。

 

腰を使わない踊りはこの世界の中にどこにもないのではないだろうか。

 

腰は、身体の要だからダンスの表現において最重要部位なのではないだろうか。

ダンスをしないのでよくわからないが、格闘技やスポーツを通しての感覚から行っても間違いないはずだ。

 

しかし、なんとなくダンス、特にディスコやクラブで繰り広げられるダンスにおいては以前からよくわからないことになっていると思っていた。

 

腰をくねらせる。

 

凄いことになっているではないか、「くねらせる」ことは日常の生活においてはほぼない行為だ。

恍惚感と共にクネクネと腰を男女が入り乱れてくねらせるのだ。

 

そこで、思い浮かぶのはアース・ウィンド・アンド・ファイヤーじゃないだろうか。

そりゃ他にもたくさんいるよ。クール・アンド・ザ・ギャングだのアイズレー・ブラザーズだのファンカデリックだの。ただ、ダントツでインパクトがあるのはアース・ウィンド・アンド・ファイヤーだ。

モーリス・ホワイトのあのアフロにSFめいた衣装にかなうものなどいるものか。いや、いたとしても発しているオーラがすごい。しかもメチャクチャ目がピュアな目をしている。

 

そんなアースのなかで一番の名盤と言えば本作、「黙示録」だろう。横尾忠則のジャケットデザインもいい。

入っている曲も名曲だらけだ。

 

I Am

 

耳で聞いているだけなのにモーリス・ホワイトのあの顔が脳裏をよぎるではないか。嬉しそうだ。

クネクネしているじゃないか。

 

しかし、いい大人が腰をくねらせるのはどうなのだろうか?

 

ああ、腰が痛い。