梅雨に入って気が重い日が続いている。
鬱なのだ。
そもそも「鬱」という漢字がよくない。ごちゃごちゃしていて鼻から書かせる気がないではないか。
鬱になるととにかく気が重い。
そして、どこからともなく襲ってくる不安感、孤独感。
その結果、手はこわばり、声はどもり、しまいには失語症の症状まで出る始末だ。
鬱と診断されてから、自分を客観的に観察する癖がついたので、比較的明るい鬱だ。
それは、もはや「鬱」と呼べるのだろうか。
そんなことはどうでもいい、そういう状態で気分がさえないのが気に入らないので、能天気で明るくなれる曲を聴きたくて今朝はザ・スピナーズを聴いている。「イッツ・ア・シェーム」でおなじみのスピナーズだ。作曲したのはスティーヴィー・ワンダーだ。
やはり、能天気になれる。
気持ちを何と言えばいいのか、悪く言えば「少しアホ」にしてくれるのだ。
ポジティブシンキングな人ってどこか「少しアホ」に見えるあの感じだ。
鬱の時はこの「少しアホ」が大事だ。
ほっとくと悪いことばかり考えるからだ。
言っておくが今日の「少しアホ」というのは最大の誉め言葉である。
グルーヴはしっかりしているし、ノリが最高だという意味だ。
コーラスグループだからコーラスがいいのはもちろんだが、演奏人もいい。特にベースだ。
さすが、モータウン。いい職人をお持ちになってらっしゃる。
さぁ、今日の仕事生活費を稼ぐための労働、気が重いが、「少しアホ」になって乗り切ろう。
早く自分の事業をスタートさせたいが焦りは禁物。
なんとかなるさ~。
こう書くと「少しアホ」さが定着する。