ようこそ、おと虫ミュージックへ。
おと虫でございます。
空間音楽コンサルティング、ライターをやっているものです。
このプログラムは音楽中毒約40年の私が、色々な場面や感情や状態の時に薬を処方するように音楽をセレクトするプログラムとなっております。
ここ最近は、「時間」を音楽で処方しておりまして、今回も21:00台を処方してまいりますので、最後までお付き合いください。
このチャンネルではあなたの人生のパートナーになってくれる音楽と出会う確率が高いので、是非チャンネル登録もお願いします。
それでは、始めていきましょう。
1曲目、クリームで「ホワイト・ルーム」です。
皆さんにとって21:00ってどんな時間ですかね、僕はこの時間帯って、ミッドナイトの入り口だと思っています。そのスタートに重厚さのあるクラプトンでおなじみのクリームのこの代表曲をチョイスしてみました。
2曲目、ドナルド・フェイゲンで「I.G.Y.」です。
ミッドナイトにはどこか大人の時間という感覚があって、子供のころ21:00以降に起きていると背徳感があってその感覚が好きでした。そこで、大人のロック、ドナルド・フェイゲンのソロの代表曲をここにチョイスしてみました。
3曲目、ジョー・ジャクソンの「ステッピン・アウト」です。
子供の時に憧れたものに車を運転、特にナイト・ドライブに憧れていました。この曲を初めて聞いたときにすぐ浮かんだのは都会をこの曲を聴きながら車で疾走するイメージでした。
大人になった今、当然僕の車のステレオにはこの曲がちゃんと入っています。
4曲目、ポリスで「Don’t Stand Don’t So Close To Me」です。
スティングらしいセンスで、音使いが独特で夜の時間を表現してくれる一曲です。試しにこの曲を昼間に聴いて、夜に聴いてみてください。感じ方がというか、夜という闇を感じるはずです。
5曲目、The Clash で「Jimmy Jazz」です。
三大パンク・バンドの雄、ザ・クラッシュ。彼らの音楽性が大きく変化し振り幅が広くなったのがこの曲が入っている3rdアルバム「ロンドン・コーリング」でした。その中でも、少しユーモラスを感じるこの曲を選んでみました。
6曲目、ザ・ビートルズで「ドント・レット・ミー・ダウン」です。
この曲の雰囲気は完全に夜のイメージです。早朝にこの曲を聴こうとは思わないですもんね。闇の度合いが濃くなってきたこの時間帯に見事にフィットする名曲です。
7曲目、エリック・クラプトンで「ワンダフル・トゥナイト」です。
クラプトンのラブ・ソングって相当甘いんですが、気障に聞こえないのはそれだけ音楽自体がしっかりしているからなんですね。いい音楽を聴き分ける時の参考に是非してみてください。
8曲目、トム・ウェイツで「ニュー・コート・ペイン」です。
トムウェイツは大好きアーティストなのでどの時間でも入れたいんですが、この時間帯ならばこの曲で決まりですね。ジャジーなサウンドに、トムとしわがれた声にやられます。
9曲目、キース・リチャーズで「ウィル・バット・ユー・ウォント」です。
大人なロックってこういう曲をいいうんです。これを若いアーティストがやってもこのカッコよさ出ないですよ。これぞ、キースっていうギターがたまりません。
10曲目、レッド・ツェッペリンで、「ユー・シュック・ミー」です。
ブルースを基調にしたロックの名曲をここにもってきましたが、この時間だからこそスローダウンしたロックが深みを感じさせてくれるんですよね。ドッタンドッタンというこの感覚が心地よいです。
11曲目、ザ・ポール・バターフィールド・ブルースバンドで「イースト・ウェスト」です。
ブルースロックのインストをここで。しかも6分以上と長めの曲を。夜の静寂をかき消すかのようなギターとブルースハープ。合わないわけがない。しかも、もう22:00手前ですからね。これくらいディープな感じが欲しいところです。
12曲目、ライ・クーダーで「ウィー・シャール・ハッピー」です。
21:00の終わりを告げるアウトロ的役割でこの曲を当てました。過ぎた時間とこれからの時間をクロスオーヴァーさせる雰囲気としてこの曲は持ってこいです。ライ・クーダーのすべての良さが凝縮した一曲です。
はい、いかがだったでしょうか。
21:00台という深い夜の始まりを飾る珠玉の12曲だったと思います。
実際の楽曲は、音楽ストリーミングサービスSpotifyのプレイリストのリンクを貼っておくのでそちらからお聴きください。
https://open.spotify.com/playlist/4MVdU3j132Q87zbwuHdzjr?si=zUqU8k-fSjaunfQPNQWd-Q
そして、ご意見・ご感想をいただけたら嬉しいです。
このように、一つ一つの曲を紡いでいってその要素に合った効能を出すプログラムですのでよかったらフォローをお願いします。
最後までご欄いただきありがとうございました。また、次回お会いしましょう。