90年代半ば、”ブリット・ポップ”というミュージック・カルチャーが英国で生まれ、世界的なムーブメントを見せた。代表的なグループがオアシスやブラーだ。
その中において、地味だが非常にサウンドセンスに定評があったグループが、今日紹介するREEFだ。
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本作「Ride」は1999年にリリース。
オーヴァードライヴなギターが特徴的で、メロディーはどちらかというとアメリカのバンドよりの音楽だ。レッチリやマッドハニー、ブラインド・メロンに共通する音楽性を持ち合わせていて、外れ曲なし。
2003年に解散するが2010年に再結成。
ただし、ギターのケンウイン・ハウスが脱退し、後任にローリング・ストーンズのロン・ウッドの息子、ジェシー・ウッドを迎え2018年に待望のアルバムが発売されている。
そちらはまだ聴いていないが、十分期待できる。
確かにモンスター曲は無い分、地味で知名度も低いが、クオリティーの高いサウンド、幅広い表現力をもったこういうグループは是非、ずっと活動を続けてほしいものだ。
今回紹介した「Ride」から、私のおすすめの曲は13曲目の『Funny Feeling』。
マザー・ラヴ・ボーンの『Chloe Dancer/Crown Of Thorns』を彷彿させる曲だ。
https://www.youtube.com/watch?v=vYmNrHpQlJ4