どうも、おと虫です。
ご覧いただきありがとうございます。
我々が生活していくうえで、住居や仕事場など様々な空間で時間を過ごすわけですが、同じ時間を使うのであればなるべくラグジュアリーな空間で過ごしたいものですよね。
その際、インテリアのアイテムや配置というものが重要なのはもちろんですが、おざなりになりがちなのが、香りや音といった目に見えないアイテムです。
目に見えないからこそ五感に訴えかけ、無意識に心地がいいか悪いかに差が出るのがこの部分で実は非常に重要な役割を担っています。
このコーナーでは、私のライブラリーの中から一枚チョイスしその中の一曲をご紹介するというコンセプトでお送りします。
あなたのライフスタイルのアクセントとして参考にしていただければと思います。
さて、今日取り上げる一枚はこちら。
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1956年録音、パブロからリリースされたジャズ・ピアノの巨匠、アートテイタムとサックス奏者ベン・ウェブスター名義の「The Tatum Group Master Pieces」です。
11枚組のソロ全集で有名なアート・テイタムにベン・ウェブスターを加えたカルテットによるこのアルバムは当時『ダウンビート誌』で最高点を与えられた名盤です。
ベン・ウェブスターが深いスローに徹し、そのセクシーでテンダーな味を十分聴かせてくれるのもこの作品の味わいになっています。
この中から、今日ご紹介する一曲は、3曲目に収録されている「Have You Met Miss Jones?」です。
リラックスしたテイタムのピアノを聴くと、コチラまで軽やかなハッピーな気分になります。そこへ、ウェブスターの色気のあるサックスが見事にマッチしており、この二人でしか奏でられることができない名演になっています。
僕のイメージでは、休日に座り心地のいいイタリアンレザーを使った柔らかいソファーに、オフホワイトのカシミヤのセーターにベージュのコットンパンツをラフに履いて、濃いめのマンデリンコーヒーを飲みながら聴いたらばっちりでしょうね。
コーヒーのアロマと着心地のいい服。そして、リラックスしたプレイを奏でるジャズ。
いつもの時間が、ワンランクアップした時間になること間違いなしです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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では、お会いしましょう。