どうも、おと虫でございます。
だいぶ涼しくなってきて秋の気配を感じる瞬間が増えてきましたね。
というか、もう12月になるんで本来なら冬ですよ。
ほんと、年々春と秋が無くなっていって、情緒を感じる機会が減って寂しいですね。
ところで、この寒くなってくる時期。あなたは何がしたくなりますか?
僕はね、この時期になるとカメラをもって散歩したくなるんですよ。
ただ、歩いているだけだと情緒を感じる事が少ないんだけど、カメラがあるだけで被写体を探しながら歩くので、情緒を感じやすいんですよね。紅葉した木々や、空、木にぶら下がっている柿や、みかん、キンカン意外と探すとあるものです。
ということで、今回の『音楽の処方箋』は「晩秋の散歩」に出かけたくなる曲を処方していきたいと思います。
楽曲の方はストリーミングサービスのスポティファイから僕の名前「Kensaku Matsubara」と検索をしてプレイリストからお聴き下さい。
それでは、曲の紹介をしていきたいと思います。
今回は12曲、選曲しました。ので、一曲一曲はざっくりと簡潔にご紹介していきます。
では、1曲目。アート・リンゼイの「オンディーナ」です。
ほんと、大好きな曲で琴線に触れるんですよ。東京時代からこの時期散歩するときは一曲目がこの曲でした。なんか、感覚が覚醒して、被写体を探すスイッチが入るんですよ。
センチメンタルな曲ですが凄く情緒的な良い曲です。
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はい、2曲目。エリック・クラプトンで「オールド・ラブ」です。
もう出だしの泣きのギターがやばいでしょ。哀愁があって、公園のベンチに座って公園木々を眺めてるだけで泣きそうになりますよ。
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3曲目、リンダ・ロンシュタッドで「デスペラード」です。
元々はイーグルスですが、この時期に聴くなら断然こっちの方がおススメです。ロンシュタッドの伸びやかな歌声と切ないメロディーが慰めてくれるような曲です。実際、この曲は友人を元気づけるために作られた曲。だから、こんなに優しいメロディーなんですね。
4曲目、はい、来た!もう秋と言えばこれは外せません。
キャノンボール・アダレイで「オータム・リーヴス」。
アダレイ名義のアルバムですが、実質マイルスの作品です。ジャズの人気曲ランキングでは必ず5以内に入ってくる大名曲。
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5曲目、シンプリー・レッドの「ホールディング・バック・ジ・イヤーズ」です。
中学のころから、この時期の曲と言うと、コレなんで付き合いが長い曲ですね。とにかく、ジャジーなサウンドでおしゃれ。当時、大人っぽいなってあこがれたもんです。枯葉の上をトレンチコートを来て踏み歩くイメージなんですよね。
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6曲目、はい、僕の大好きな
トム・ウェイツの「アイ・ホープ・ザット・アイ・ドント・フォーリン・ラブ」です。
トムのファーストとセカンド、そしてアーリーイヤーズのVol.1.2はこの時期どれを聴いてもハマるのでほんと迷ったんですが、今回はこれにしました。情緒を感じまくりの名曲。ショート・ムービーを見ているようんそんな作品です。
7曲目です。ジェイムス・テイラーの「ファイヤー・アンド・レイン」。
トム・ウェイツの流れからだと、アコースティックな曲でテンポが遅い曲がいいなぁと思たら、脳裏にこの曲が流れたのでこれにしました。言わずと知れた彼の代表曲。
8曲目、
ダニー・ハサウェイの「サムバディ・ウェイール・オール・ビー・フリー」です。
正直、この曲は春にも聞きたくなるんですよ。でも、秋の陽気のいい日に聴いても心地よいので入れてみました。散歩でもいいけど、自転車で秋風を感じながら聴くのもいいですね。
9曲目、
レニー・クラヴィッツで「ダズ・エニバディー・アウト・ゼア・イヴン・ケア」です。
この曲は近づく冬を感じさせますよね。都会の夕方、家路に急ぐ人の波を眺めながらこの曲を聴くのが好きです。
10曲目、ベックで「エンド・オブ・ザ・デイ」です。
このアルバムはこの時期に聴くとなぜか泣きそうになるんですよね。ストーリー性を感じる曲ばかり入っていますので、この曲以外も是非聴いてほしいです。
11曲目、アンビシャス・ラヴァーズの「カソ」です。
1曲目にかけたアート・リンゼイのデュオ・グループで、非常に芸術性の高い音楽を聴かせてくれるグループですがその中でもこの曲はこの時期に青山や、表参道、代官山あたりをフラッと散歩するときに聴きたい曲です。
ラスト、12曲目に選んだのはザ・バンドの「アイ・シャール・ビー・リリースド」です。
原曲のボブ・ディランと迷ったんですが、ラストにふさわしいのはこっちだなと思ったのでこちらにしました。思い出を振り返りがちな秋の日の音楽としてもってこいではないでしょうか。
はい。以上12曲ご紹介いたしましたがいかがだったでしょうか。
感受性が上がる曲を選んだ気がしますね。皆さんも、情緒を感じにこれらの曲とともに散歩と言うプチ旅に出てみませんか。
実際の楽曲は、スポティファイの方で公開していますので、良かったら聴いてみてください。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました。
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それでは、次回またお会いしましょう。