ボビー・マクファーリン。
彼の代表曲としてすぐに浮かぶのはトム・クルーズ主演の映画『カクテル』でも使われた「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」ではないだろうか。
勿論、言わずもがなの名曲だが、それ以前からも年代年代において素晴らしい曲がある。
本作もその一つ。
1984年のドイツツアーで行われたライブを録音したものなのだが、彼のヴォーカリストとしてと言うよりも彼自身が楽器であるということをよく表した作品。
タイトル通り彼のアカペラによるソロ作品なのだが単なるソロではなく彼一人で同時に様々なパートをやっていて、それは今で言うヴォイスパーカッションだ。
しかも、コミカルさもあり彼の人柄がよく現れている。
1曲目にビートルズの「ブラックバード」を。4曲目ではジェームス・ブラウンの「アイ・フィール・グッド」など誰もが知ってる曲で非常に聴きやすいほっこりとした作品である。
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